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2020年12月24日【テクノロジー】

BS、小型トラック・バス用タイヤを2021年3月発売開始

NEXT MOBILITY編集部

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2020

 

ブリヂストン、およびグループ会社であるブリヂストンタイヤソリューションジャパンは12月24日、輸送業界全体を足元から支えるソリューションビジネス「Tire Solution(タイヤソリューション)」を2021年よりさらに強化すると発表した。

 

また、小型トラック・バス用タイヤ「DURAVIS R207」の発売を発表した。これは、昨今Eコマースの拡大により宅配ニーズが増加する中、新型コロナウイルス感染症の影響等でネットショッピングの需要増加にさらに拍車がかかり、その小口配送を行う運送事業者様の「安心・安全な定期配送」「タイヤメンテナンスの負担軽減」「経費削減」をサポートすることを志向している。

 

「DURAVIS R207」は、従来品「DURAVIS R205」の性能を維持するとともに、ウェット路面での発進時のグリップ性能に配慮し安全性を確保したという。また、運送事業者様の稼働をサポートするため、従来品対比耐偏摩耗性やウェット性能を同等に保ちながら、摩耗ライフを25%向上している。2021年3月より発売開始する。

 

 

「Tire Solution」は、運送事業者のニーズとビジネスを見据え、安心・安全につながる高品質な商品とサービスを追求し、運送事業者の本質的な課題を解決する最適な組み合わせの提案を目指すもの。「DURAVIS R207」の他にもトラック・バス低燃費用タイヤ「ECOPIA M801Ⅱ」やトラックのリアタイヤ2本を1本で装着できる「GREATEC M829」などを2020年3月より発売している。

 

また、顧客が使用したタイヤのすり減ったトレッド部分を貼り替え、再び使用可能となったタイヤを届けるリトレッドサービスや、2020年12月より導入したタイヤの内圧を遠隔モニタリングできる「Tirematics(タイヤマティクス)」などのデジタルツールの活用、適切なメンテナンスの提供を通じ、顧客の困りごとを解決するソリューション事業を推進・加速しているという。

 

 

■タイヤ情報
– 商品名:(デュラビス アールニーマルナナ)
– 発売サイズ:23サイズ(85~60シリーズ)※全サイズチューブレスタイヤ。
– 発売日:2021年3月1日(月)全国一斉発売

 

■採用技術と商品の特長

(1)搭載技術

– ローエナジーパタン
・耐偏摩耗性の確保
・摩耗ライフの向上
– ショルダー部の接地面積増加
・摩耗ライフの向上
・ウェット性能の確保
– サイレントACブロック
・摩耗ライフの向上
・耐偏摩耗性の確保
– ラグ残数/サイプ深さの最適化
・摩耗ライフの向上
・ウェット性能の確保
– 接地形状の最適化
・摩耗ライフの向上
・耐偏摩耗性の確保

 

(2)性能評価結果

摩耗ライフ性能比較

【テスト条件】
・車両:いすゞ自動車 エルフ(型式TKG-NMR85AR、排気量1,999cc)
・タイヤサイズ:(R207)195/85R16 114/112N、(R205)195/85R16 114/112L
・試験内圧:(FRONT)600kPa、(REAR)600kPa
・試験距離:39,750km
・ローテーション:約5,000km走行毎に実施

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。