VTホールディングス（ 本社: 愛知県名古屋市 ）とヤマハ発動機は10月2日、VTホールディングス傘下の英国Caterham EVo Limited（ 本社：英国ケント州ダートフォード ）が量産・市販化に向けて開発を進めている新型EVスポーツクーペ・プロジェクト（ プロジェクト V ）に、ヤマハ発動機がパートナーとして参画し、協業を進めていくことを明らかにした。

ケータハムは、2023年7月に英国グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで「プロジェクト V」のコンセプトカーを世界初公開、日本でも2024年1月に東京オートサロンで同車が披露されている。

この「プロジェクト V」は、Light-weight、Simple、Fun-to-Driveというケータ
ハムのドライビングプレジャーを最重視するDNAを受け継ぐEVスポーツクーペ。

現在、量産・市販化に向けてケータハムは、東京アールアンドデー（ 東京R&D ）とプロトタイプ車両の開発・製作を進めており、プロトタイプ車両の完成は2025年央頃を目標としている。

このプロジェクトに際してヤマハ発動機は、EVのパワートレイン主要部に当たるeアクスルを独自に開発し、その試作品をケータハムと東京R&Dが開発・生産を進めるプロトタイプ車両向けに供給する。また車両の運動制御に於いても、ヤマハの技術・知見を提供し、”Caterham Powered by Yamaha Motor” を実現すると述べている。