ブリヂストンは、ランボルギーニの新型スーパースポーツカー「Temerario(テメラリオ)」へり単独タイヤサプライヤーとしてにランフラットテクノロジーを採用したプレミアムタイヤ「POTENZA SPORT」(ポテンザ スポーツ)」を納入した。
この「POTENZA SPORT」は、ハイブリッドハイパフォーマンスEVモデルに適合させた専用設計を施して、ドライ・ウェット両路面でのハンドリング性能と高速走行時のコントロール性能を高め、当該車両の潜在性能を最大限に引き出すものになっていると謳っている。
加えてランフラットテクノロジーを採用したことで、仮に空気圧がゼロになったとしても所定のスピードで一定距離を走行できる。従って急なパンクでも安全な場所まで移動して停車することが可能になっていると説明した。
またモータースポーツの現場を「走る実験室」として見立て、蓄積してきた技術を反映していく「POTENZA」ブランドのみならず、冬用オプションとして「BLIZZAK」も併せて開発・提供することで、年間を通じて「Temerario」のパフォーマンスを引き出すべく、別途オプション設定タイヤとしてランフラットテクノロジー非採用の「POTENZASPORT」、サーキット走行用の「POTENZA RACE(ポテンザ レース)」、冬用タイヤの「BLIZZAK LM005(ブリザック エルエムゼロゼロファイブ)」も納入する。
ちなみに今回納入したタイヤの開発では、ブリヂストン独自のシミュレーション技術を駆使、開発時の原材料使用量やCO2排出量を削減しつつ、市場への迅速な投入を実現。そうした背景からブリヂストンは、ランボルギーニから技術力と品質が認められ「Huracán Sterrato」や「Revuelto」への新車装着によりランボルギーニが車両を通じて提供する価値の実現に貢献。2023年からはグローバルでのオフィシャルテクニカルパートナーに認定されている。
今後は、相互のブランドへの信頼と共感によって実現したパートナーシップに基づき、グローバルでの発表会・試乗会等に於ける広報・マーケティング活動、レースゲーム「ASPHALTLEGENDS UNITE」でのコラボレーション等、双方のブランド価値向上に向けた共同施策・活動を実施していくと結んでいる。