ブレンボ・ジャパンは12月13日、世界的な環境NPOであるCDPにより、気候変動への取り組みと水の安全性を守るための行動が評価され、権威ある「Aリスト」に掲載されたことを発表した。
CDPが毎年行っている環境情報の開示とスコアリングのプロセスは、企業の環境透明性のゴールドスタンダードとして広く認知されている。2021年には、110兆米ドル以上の資産を持つ590以上の投資家と、5.5兆米ドルの調達額を持つ200の主要購買者が、CDPのプラットフォームを通じて環境影響、リスク、機会に関するデータの開示を企業に要請し、13,000社という記録的な数の企業が回答した。
CDPは、詳細かつ独立した方法でこれらの企業を評価し、情報開示の包括性、環境リスクの認識と管理、野心的で意味のある目標設定など、環境リーダーシップに関連するベストプラクティスの実証に基づいて、A~D-のスコアを割り当てている。開示していない企業や情報が不十分な企業にはFが付けられる。
ブレンボは、グループ全体で過去5年間(2015年~2020年)でCO2排出量を約45%削減し、再生可能エネルギーによるエネルギー供給を増やしており、その割合は2020年の30%から43%に増加している。そして2021年、ブレンボは創立60周年を記念してケニアに14,000本以上の木の森を植えることを決定し、グループの全従業員に木を1本ずつ寄付した。
ブレンボは、2021年にCDPのアンケートを通じて提出されたデータに基づいて採点された約12,000社の企業の中で、ダブル「A」を達成した少数の企業の一つとして紹介されている。