NEXT MOBILITY

MENU

2024年5月29日【自動車・販売】

BMW、X1シリーズのモデルラインナップを拡充

坂上 賢治

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 

ビー・エム・ダブリューは5月29日、SAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)「BMW X1(エックスワン)」のラインアップに、BMW X1 sDrive18i(エスドライブイチハチアイ)およびBMW iX1 eDrive20(アイエックスワン・イードライブニーマル)を追加し、全国のBMW正規ディーラーより販売を開始する。納車は、BMW X1 sDrive18iは本年6月から、BMW iX1 eDrive20は本年8月からを予定している。

 

ちなみに現行モデルのBMW X1は誕生から第三世代目に進化。BMWカーブド・ディスプレイの採用や、iDriveコントローラーの廃止など、ユーザー・インターフェースでも大幅なデジタル化が行なわれた。更にシリーズ初の電気自動車BMW iX1(アイエックスワン)もラインアップしている。

 

メーカー希望小売価格(消費税込み)は以下の通り

 

高効率ガソリン・エンジン搭載モデル
モデル_メーカー希望小売価格
BMW X1 sDrive18i M Sport_¥ 5,400,000
BMW X1 M35i xDrive_¥ 7,860,000

 

クリーン・ディーゼル・エンジン車・48Vマイルド・ハイブリッド搭載車
モデル_メーカー希望小売価格
BMW X1 xDrive20d xLine*_¥ 6,200,000
BMW X1 xDrive20d M Sport*_¥ 6,200,000

 

電気自動車
モデル_メーカー希望小売価格
BMW iX1 eDrive20 M Sport_¥ 6,500,000
BMW iX1 xDrive30 xLine*_¥ 7,180,000
BMW iX1 xDrive30 M Sport*_¥ 7,180,000
上記のメーカー希望小売価格は、付属品価格、税金(消費税を除く)、保険料、登録に伴う諸費用を含まない車両本体価格となる。
右ハンドル仕様で、*は以前に発表済みのモデルとなる。

 

今回、新たにラインアップに追加されるBMW X1 sDrive18iは、最高出力115kW/5,000rpm、最大トルク230Nm/1,500-4,600rpmを発揮する高効率ガソリン・エンジン1.5L直列3気筒BMWツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンに7速ダブル・クラッチ・トランスミッションを搭載。WLTCモードで14.4km/Lの燃料消費率を実現した。

 

電気自動車BMW iX1 eDrive20は、電気モーターを前輪に持つ前輪駆動モデルであり、最高出力204PS(150kW)、最大トルク250Nmを発揮。ボディ床下に収納されているリチウム・イオン電池のバッテリー容量は66.5kWhで、BMW X1にラインアップされる電気自動車BMW iX1 xDrive30より約140kgの軽量化を施すことで、一充電での走行可能距離はBMW iX1 xDrive30より30km長い495kmとなっている。

 

主な車両諸元
■ BMW X1 sDrive18i
全長4,500mm、全幅1,835mm、全高1,625mm、ホイールベース2,690mm、車両重量1,540kg、車両総重量1,815kg、排気量1,498cc、直列3気筒ガソリン・エンジン、最高出力115kW/5,000rpm、最大トルク230Nm/1,500-4,600rpm、WLTC燃料消費率14.4km/L。

 

■ BMW iX1 eDrive20
全長4,500mm、全幅1,835mm、全高1,620mm、ホイールベース2,690mm、車両重量1,890kg、車両総重量2,165kg、最高出力150kW、最大トルク250Nm、一充電走行距離495km。

CLOSE

坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。