ビッグモーターは7月5日、マスコミ報道された自動車保険金の不正請求問題に関して、公正・適正な調査を行うためとして今年1月に設置した特別調査委員会(※)からの調査報告書を受領。調査の結果、自動車保険金請求に於いて不正行為があったことが認定されたと発表した。
特別調査委員会からの再発防止策の提言は以下の通り。
・板金部門に於ける適切な営業目標の設定。
・リスクマネジメントを実効的に行うための内部統制体制の整備。
・懲戒処分の運用の適正化等。
・現場の声を拾い上げるための努力。
・従業員教育の強化。
ビッグモーターは、事態を重く受け止め、外部専門家の助言を得ながら再発防止に取り組み、企業体質の改善に努めると共に、過去の板金塗装作業の検証を継続して実施、不適切な請求事案を確認した案件については、真摯に対応していくとしている。
※)特別調査委員会:委員長 青沼隆之(シティユーワ法律事務所・弁護士)。