ベントレーは7月24日、次期フライングスパーに105年のブランド歴史上最高のパフォーマンスを発揮する「ウルトラ パフォーマンス ハイブリッド」 を搭載すると発表した。
2019年に発売した現行モデルの後継となる新たなフライングスパーには、4.0リッターV8ツインターボエンジンにパワフルかつコンパクトな電動モーターの組み合わせて最高出力782PSと最高トルク1000Nmのパワーユニットを搭載。
これにより次期モデルは、現行フライングスパー スピードに比べ約150PS向上。大幅なパフォーマンスアップを果たしながらも、静かで快適な電動ラグジュアリーとして、次世代ベントレーの未来を象徴するパワートレインになるという。
また、先の通りパワフルさと静かさを保ちながら、45マイル以上、無音の電動走行が可能となり、CO2排出量が40g/km以下、総航続距離は500マイル以上を実現する。
同社では、「新パワートレインは、クラストップの内燃エンジンに技術を加えて性能を向上させるベントレーの伝統を受け継いでいます。1920年代のスーパーチャージャーは、1980年代から現在にかけてのターボチャージジャーの先駆けでした。
これからのベントレー製パワートレインは、そこから更に一歩先をゆき、パワフルなハイブリッドシステムを用いた”エレクトロチャージャー”によって、ブランド105年の歴史の中で最も技術的に進んだパワートレインを実現しています。
新システムは、現行の 「フライングスパー スピード」 のW12エンジンよりも約150PS多く、100Nmのトルクを提供します。V8エンジンと電動パワーの組み合わせにより、エンジニアたちは全回転域でのパワーとトルクの向上を実現することができました。
これには、低速から中速域の加速のための電動モーターによる重要なブーストと、高速域でのV8エンジンの性能向上が組み合わさっています。更に排気音の開発にも多くの時間と資金が投資され、クロスプレーン特有のクオリティが強調されている上に、人工的な電子的補強は一切使用されていません。新型フライングスパーに係るより詳細情報は改めて発表致します、是非ご期待ください」と結んでいる。