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2024年6月26日【新型車】

ベントレー、新型「コンチネンタルGTスピード」をリリース

坂上 賢治

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ベントレーモーターズは6月25日、発売21年目を迎えたコンチネンタルGTシリーズの第4世代となる「新型コンチネンタルGTスピード」を発表した。スーパーカーらしいパフォーマンス、職人の手になるラグジュアリー、普段使いできるユーザビリティの高さを盛り込んだとしている。

 

 

この新型コンチネンタルGTスピードは、バカラルとバトゥールのコーチビルドを通して確立した新しいデザインDNAをベースに、エクステリアとインテリアを徹底的に見直し、すっきりとモダンに仕上げた。

 

4.0リッターV8エンジンに190PSの電気モーターを組み合わせた完全新設計のパワートレイン「ウルトラ パフォーマンス ハイブリッド」が最高出力782PS、最大トルク1000Nm、0-100km/h加速3.2秒のパフォーマンスを実現する。また電気だけで81km(EUドライブサイクル)、トータルで859km走行でき普段使いにも適している。

 

 

新パワートレインのパフォーマンスに合わせシャーシも刷新された。具体的には、新設計の2チャンバーエアスプリングに新設計のデュアルバルブダンパーを組み合わせたことに加え、ベントレーダイナミックライド(48Vアクティブアンチロールコントロール)、eLSD、トルクベクタリングを搭載。

 

コンチネンタルGT史上初となる49対51というリア寄りの重量配分と相まって、優れたボディコントロールとシリーズ最高の乗り心地を実現したという。

 

 

車両内部は革新的技術が満載された。クラストップの性能を誇るドライバーアシスト、インフォテインメントシステム、コネクテッドカーサービスにより、いつでもスムーズなドライブを楽しめる。

 

また新しいエクステリアでは、コンチネンタルGTのフロントフェイスが過去20年で最大の変貌を遂げた。ベントレーの主力モデルにシングルヘッドライトが採用されるのは1950年代以来となる。

 

インテリアは持ち前のデザイン、素材、品質、クラフツマンシップが健在。加えて、ウェルネスを重視したシートテクノロジー、新設計のエアーイオナイザー、3Dテクスチャーのレザー、新デザインのモダンなキルティング、新しいテクニカル仕上げのダーククロームなどが新たに導入されている。

 

 

400Vの電動アーキテクチャも完全新設計となった。ラグジュアリーカーブランドの中で、現時点に於いて最も先進的なパワートレイン技術を提供できるのは、この電動アーキテクチャーによるもの。WLTPモードでのCO2排出量は29g/km、電気のみの航続距離は81kmとなっている。

 

 

コンバーチブルのコンチネンタルGTCがクーペモデルと同時発売されるのもコンチネンタルGT史上初となった。オープントップとクローズドルーフの両方の走りを堪能したいというユーザーの希望をGTCが最高のカタチで叶えた。なおクーペもコンバーチブルも英国クルー本社のドリームファクトリーにて、すべて手作業で製作される。生産および納車は第3四半期に開始予定としている。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

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1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

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日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

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株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。