NEXT MOBILITY

MENU

2021年8月6日【自動車・販売】

ベントレー、2021年上半期に半期業績で過去最高を達成

NEXT MOBILITY編集部

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 

 

ベントレーモーターズは8月6日、2021年上半期の業績を発表した。

 

ベントレーモーターズの2021年上半期の業績は、半期として過去最高を達成。また、1億7800万ユーロの営業利益は、102年に及ぶ同社の歴史の中で、通年決算で計上されたすべての数字を上回っている。

 

同社は、優れた上半期の業績の一つの要因として、アジア太平洋地域で778台の総販売台数を記録し、前年同期比で41%の成長を遂げたことをあげている。

 

なお内訳は、東南アジアが145台を販売して前年比73%の最高の伸びを記録し、オーストラリアとニュージーランドも142台を販売して販売の勢いを維持した。また、日本では283台、韓国では203台の販売台数を記録し、アジア太平洋地域のすべての市場で好調な結果となった。

 

4ドアの高級グランドツアラー、フライングスパーは、アジア太平洋地域では年初から累計253台の新しいオーナーが誕生し、前年比360%という驚異的な伸びを記録。また、コンチネンタルGTとベンテイガも引き続き好調で、ベンテイガV8とコンチネンタル GT V8の新モデルが市場に投入されたこともあり、合計で270台と251台を販売し、それぞれ10%と6%の成長を記録した。

 

アジア太平洋地域のベントレーモーターズのリージョナルディレクターであるニコ・クールマンは次のように述べている。

 

「アジア太平洋地域での好調な業績は、それぞれの地域の強力な正規販売店ネットワークと魅力的なモデルレンジが揃った証です。半期決算の成功を祝う一方で、世界の一部地域で深刻化しているパンデミックや、アジア太平洋地域でもパンデミックが発生していることなど、年末に向けて大きなリスクがあるため、通期の見通しは楽観視しつつも慎重に捉えています。このため、お客様のニーズにきめ細かく対応し、ダイナミックな世界情勢に機敏に対応していくことがますます重要になっています。

 

当社の財務力は将来の明るい兆しを示すものであり、10年以内に全モデルの完全電動化を実現し、財務的に強靭で不況に強い世界のベンチマークとなる高級車ビジネスを目指すBeyond100戦略は順調に進んでいます」

CLOSE

坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。