Carstay(カーステイ)は8月24日、SSアドバンスがCarstayのキャンピングカーを含む車中泊仕様の車のカーシェア「バンシェア」を健康相談事業に導入し、顧客訪問型の「健康相談サロンカー」として、法人向けに事業を本格的に提供開始したことを発表した。
「健康相談サロンカー」とは、従来、会議室などで実施してきた対面型の健康相談・保健指導の「場」を「バンシェア」のキャンピングカーに切り換えたもの。これまで累計65事業所に延べ90回約360名の顧客企業従業員に対し、定期健康診断後の健康相談、保健指導などを実施している。
SSアドバンスは顧客企業の従業員の健康管理などを行っており、毎年の定期健康診断の後、産業医などと連携し、保健指導が必要な従業員向けに、定期的な健康相談/保健指導/カウンセリングを提供している。
これまで、顧客企業の会議室などを使用した従業員の健康カウンセリングを行ってきたが、2020年8月から、健康相談事業の一環として、Carstayの「バンシェア」にカーシェア登録されたハイエースがベース車両で“動く部屋”仕様に改修された「GORI31」を「健康相談サロンカー」として導入した。
そして今回、①自社による内装消毒含めた厳格な衛生管理の実施ができ、非接触・非対面も可能で感染リスクも抑えられること、②3密になりがちな公共交通手段を利用することなく顧客先へと移動できること、③3密を避けられる移動や宿泊の手段としてキャンピングカーが人気のため、新車購入やリースは即納車が困難だったこと、④購入費用や駐車場など維持管理費用を抑えモノを所有しない利点などから、「バンシェア」の「GORI31」の長期的な利用を決定したとしている。