安全・安心なEV普及の促進による、カーボンニュートラル社会の実現に向けて
オートバックスセブンは12月27日、電気自動車(EV)の企画、開発、製造および販売などを行うASF(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:飯塚 裕恭)の第三者割当増資による新株式の一部を引き受けて出資を行ったと発表した。
そんな同社はグループ全域で、「人とクルマと環境が調和する安全・安心でやさしい社会」の実現に向け、環境負荷の低減を目指す取り組みを推進しているという。また非財務目標の一つとして設定している「脱炭素社会の実現に向けた安全・安心なEV普及の促進」では、EVの販売台数や車検台数をKPIとしている。
そうした背景から今回の出資を機に、ASF社製の軽EV商用車「ASF2.0」を、オートバックスグループ店舗を介して展示や販売、整備・メンテナンスを行うこと。併せて同車両向けのカー用品の開発・販売及び、同車両を使用する事業所へのEV充電器設置など、総合的にサポートできる体制構築を検討していくとしている。
オートバックスセブンでは、「世界的なEV普及の拡大に伴い、新興EVメーカーが数多く台頭し、国内市場への参入も活発化していますが、当社は新興EVメーカーにとって車両販売後のアフターサポート網構築が参入障壁となっていると捉えております。
そこで全国にネットワークを持つオートバックスグループは、この課題を解決し、国内EV市場の活性化と、EV普及の促進に寄与してまいります」と話している。
軽EV商用車「ASF2.0」は、大容量バッテリーを搭載し、働くドライバーの安全と使いやすさを徹底的に追及した商用軽バンであり、その主要諸元と主要装備は以下URLのリンク先のPDFの通り。
主要諸元:https://www.asf-ev.com/wp-content/themes/asf/assets/images/pdf/SalientPoints.pdf
主要装備:https://www.asf-ev.com/wp-content/themes/asf/assets/images/pdf/MainFeatures.pdf
一方ASF社では、「モビリティを中心とした新しいエネルギー社会のシステム構築を目指すファブレスメーカーとして設立され、コストパフォーマンスに優れ利用者に寄り添った EVの開発、製造および販売を展開しております。
また製造販売だけでなく、EVから取得したコネクテッドデータを活用したサービスの開発や提供も手掛けており、またASF社は、EVを再生可能エネルギーとパッケージで提供していくことで、モビリティを起点としたカーボンニュートラル社会の実現を目指していきます」と述べている。
会社名 ASF株式会社
所在地 :東京都千代田区内神田3丁目22番3号 IM内神田ビル11F
代表者 :代表取締役社長 飯塚 裕恭
設立 :2020年6月
資本金 :18億9585万10円(2023年11月30日現在)
事業内容:
– 電気自動車の企画、開発、製造及び販売
– バッテリーリース事業
– 上記に附帯又は関連する一切の業務