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2024年3月5日【中古車】

オートバックスカーズ、グループ外からのFC加盟店募集

NEXT MOBILITY編集部

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オートバックス・ロゴ

オートバックスセブンは3月5日、展開する車買取・販売事業「AUTOBACS C@RS (オートバックスカーズ)」事業の拡大に乗り出す。近年、中古車販売では車検や販売手法の不正が相次いだが、そうしたなかで同社は、フランチャイズ(FC)加盟店の募集を、専用サイト にて4月1日から開始する。なお、グループ外からのフランチャイズ加盟店の募集は初の試みであると云う。

 

オートバックスカーズは、車買取・販売のフランチャイズとして、1996年より事業を開始(2024年2月末現在、全国で395店舗を展開)。

 

事業立ち上げ当初より「正直商売」を事業理念に掲げ、中古車業界の透明性向上を目的に、当時の中古車業界ではなじみの薄かった車買取見積書の発行やシステムを使った査定による統一的な車買取価格の算出を実施した結果、オリコン顧客満足度調査「車買取会社 担当者の接客力」では、2023年までの5年間、連続で1位に選出されている。

 

そこでオートバックスセブンではこれまで、オートバックスカーズのフランチャイズ展開をグループ限定で行ってきたのだが、昨今、低迷する〝中古車業界の健全化を進めて、今後の自動車業界・クルマ社会に新しい価値を提供する〟ことを目的に、その範囲をグループ外に広げる方針を決定。4月から募集開始し、来年の4月を目処に運営を開始する。

 

査定Dr. 使用イメージ。 査定Dr. 使用イメージ。

 

[オートバックスカーズについて]

<事業理念>

・正直商売:健全で正直な車取引を通じ、C@RSに関わる全ての人に安全・安心・感動を提供する。

 

<使命>
・安心して車の売買ができる場と体験、そして安全なサービスを提供する。
・中古車業界の健全化を進め、今後の自動車業界・クルマ社会に新しい価値を提供する。

 

<強み・特長>

(1)システム

・車両査定システム「査定Dr.」(特許取得)を使うことで経験や勘に頼らない、正確かつ統一的な車両検査と価格の算出を実現。
・FC加盟店だけのグループ業販サイトを使用することで、加盟店同士でより良質な車両を安心して取引可能に。

 

(2)ブランド

・オートバックスの知名度・ブランドを生かした集客力。
・全国に395店舗を管理するガバナンス体制。
・オリコン顧客満足度調査「車買取会社 担当者の接客力」で高評価を獲得。

 

(3)サポート

・開店前の研修に加え、営業スキルアップのための研修やeラーニングなどを多数用意。
・オークションへの車両出品代行や在庫確認、事務処理など幅広く手厚くサポート。
・加盟店向けのコールセンターを完備。業務上の不明点など、気軽に相談可能。
・テレビ・Web CMの放送など、全国展開するグループならではの大規模な販促活動。

 

オートバックスセブンは、自動車業界が100年に一度といわれる変革期を迎える中、取り巻く環境も大きく変化してきている中古車ビジネスに於いて、これからも「正直商売」の理念を軸に、グループ一丸となってさらなる安全・安心、そして感動を顧客に提供していきたいとしている。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。