オートバックスセブンは8月31日、令和3年度大分県スマート農林水産教育推進事業の業務を受託したと発表した。
これは文部科学省が推進する最先端の職業人材育成にかかる教育課程等の改善に取り組む「マイスター・ハイスクール事業」の一環で、今後、大分県立久住高原農業高等学校にて年間を通してスマート農業を切り口とした授業支援を実施するとともに、生徒と一緒に実証実験を進めていく。
同社はこれまで、大分県立国東高等学校双国校と商品開発プロジェクトや、大分県立情報科学高等学校で授業支援、大分県内の小学校・中学校・高校への出前授業支援などを行っており、その実績・好事例を基に「スマート農業」という切り口で久住高原農業高等学校にて授業支援を行う。
■授業支援概要
– Society5.0における農業最新動向
来るべき未来像「Society5.0」についての事例紹介を通じ、新たな社会を創り上げる際に必要となる知識や技術を知り、それらが農業にどのような影響を与えるのかを考える機会を提供する。
– IoT機器を使用した農業環境の見える化
IoT機器からのセンサー情報やAI利活用による“農業環境の見える化”の体験を通じてスマート農業についての理解を深める機会を提供する。
– ドローン操作の習得および農業活用
ドローンの操縦体験や知識の習得など、ドローンに対しての理解が深まる環境を用意し、ドローンと農業が融合した未来について考える機会を提供する。
– 気象ビッグデータの活用事例を学ぶ
気象データを活用したさまざまなサービスから、それらの特徴や可能性を学び、気象データが農業に対してどのようなプラス効果を与えるのかを考える機会を提供する。