オートバックスセブンは１月１３日、「TOKYO AUTO SALON 2023（東京オートサロン2023）」で、レーシングスポーツブランド「ARTA」のカスタマイズブランド「ARTA MECHANICS（エーアールティーエー・メカニクス／以下、ARTAメカニクス）」より、トヨタGR86をベースとした第2弾のカスタムカー「VIGALE（ヴィゲイル）」を発表した。
ARTAは、2018年にレーシングスポーツブランドをコンセプトに掲げ、ブランドロゴやサーキットブース、ARTA GALSのイメージを刷新。昨年の東京オートサロンでは、スポーツカー市場の活性化を目指すカスタマイズブランド「ARTAメカニクス」より、ホンダNSXをベースにARTAならではのエッセンスを注入したカスタムコンプリートカーの第1弾「LEGAVELO（リガヴェロ）」を発表。今回、東京オートサロン2023に於いて、その第2弾となる「ヴィゲイル」を初公開した。
ホンダNSXをベースのカスタムコンプリートカー「LEGAVELO（リガヴェロ）」。
ヴィゲイルは、第1弾のリガヴェロの“タフ＆ハイレスポンス（Tough＆Hight Response）”に、シャープな印象を付け加えた“シャープ＆タフネス（Sharp & Toughness）”をコンセプトに、フロントやリア、ボンネットなど、細部に亘るデザインを曲線とエッジにより構成され、外装色には、日本刀の鋭利な切れ味を彷彿とさせる独自カラーの「ジャパニーズ・ソード（JAPANESE SWORD）」（超光沢ライトシルバー）を採用するなど、エンブレムや内外装をオリジナル化。
手掛けた範囲全てを国内でハンドメイドするなど、細部までこだわり抜いたカスタムカーに仕上げられていると云う。
なお、ヴィゲイル（VIGALE）の名は、「VI（勝利）」と「GALE（疾風）」を組合せた造語に由来。勝利と速さを追求してきたARTAならではの想いと、第1弾のリガヴェロから継承する「強さ」、そしてトヨタGR86が持つ高い走行性能を最大限にリスペクトしたものであると云う。
ARTAブランド初の直営店を都内にオープン
ARTAでは、ブランド初となる直営店舗の都内オープンを春頃に予定。旗艦店となる1号店の「ARTA MECHANICS & INSPIRATIONS（エーアールティーエー・メカニクス・アンド・インスピレーションズ）」には、ピットを併設し、カスタムカー販売を中心に、エアロパーツやスポーツシートに加え、ARTA CVSTOS（クストス）のアパレルや時計などの販売も予定。なお、オープン日を含む詳細については、3月下旬にARTAメカニクスのホームページで告知するとのこと。
ARTAは、ARTAメカニクスを通じて、走る喜びや楽しさやスポーツカーの魅力を発信していきたいとしている。オートバックスは、今後も「常にお客様に最適なカーライフを提案し、豊かで健全な車社会の創造を使命とする」という当グループの経営理念に基づき、新たな挑戦を続けていくとしている。
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