注目のレーザースキャナーは、いずれも新デザインとなったフロントグリル内に搭載。これは、同社によると、将来的なレベル3の自動運転(高速道路等の特定の場所で運転操作を自動化)にも対応する機能を備えているという。
つまり、この装備は、現在はまだ法規等の問題もあり、新型モデルにはレベル3の機能は持たせていないが、諸条件さえ揃えば「いつでも自動運転車の生産が可能」ということだ。
また、他にも新型にはミリ波レーダーやカメラセンサー、超音波センサー等を最大23ものセンサーを搭載。これらセンサーからの膨大な情報を統合的に分析して高度な周辺環境モデルを構築する、セントラル ドライバーアシスタンス コントローラー(zFAS)も採用し、より人間の感覚に近い、遅れの少ない自然な制御を実現する。
これらセンサー類の搭載により、新たに追加された機能は、
見通しの悪い交差点て車両前方を横切る車両を監視し、必要に応じドライバーに段階的に警告を与えるフロントクロストラフィックアシストや
全方位からの事故について予防し、被害を軽減するプレセンス360
従来のアダプティブクルーズコントロール(ACC)、アクティブレーンアシスト(ALA )、トラフィックジャムアシストの3つの機能を統合したアダプティブドライブアシスト(ADA) 等だ。