航続距離は1回の充電で400km以上の走行が可能だ。これは、主に量産EVに初搭載した新開発の回生システムにより実現したもの。 回生システムの後続距離への貢献は最大30%に達する。
回生システムは、ドライバーが アクセルペダルから足を離したコースティング時、及びブレーキペダルを踏んだ制動時の2種類 の方法で作動。
いずれの場合も、電気モーターはジェネレーターとして機能し、運動エネルギーを電気エネルギーへと変換する。
最大0.3Gまでの減速では、電気モーターのみで回生を行い、これは制動ケース全体の90%以上にあたる。
また、通常のホイールブレーキは、 ドライバーがブレーキペダルを踏んで、0.3Gを超える減速が発生したときにのみ使用。これらの作動は、新しい電気油圧式アクチュエーターコンセプトにより、極めて迅速に行われる。
さらに、同モデルには、バーチャルエクステリアミラーをオプション設定。
これは、通常のドアミラーを小型カメラに代替したもので、その映像は、シンプルだが高級感満点の車内配した高コントラストOLED (有機EL)ディスプレイに表示。
これにより、雨天時などでもクリアな後方視界を実現すると共に、ミラー自体をコンパクトにできる事で、優れた空力特性も実現する。
他にも、選択オプションに応じ、最大5基のレーザーレーダー、6台のカメラ、12子の超音波センサー、1基のレーザースキャナ(LiDAR)の装備も可能。車両周囲の情報を取得して、車両に自動で予測的な減速や加速をさせる事等も可能だ。
北米の現地法人、アウディ・オブ・アメリカでは、公式サイトで現在予約を受付中。
デリバリーは1019年からで価格は74800ドル(約840万円)〜だ。
参考サイト:アウディ・オブ・アメリカ公式サイト