アウディ ジャパン(本社:東京都品川区、代表取締役社長:フィリップ ノアック)は7月7日、 8年ぶりに第2世代へとフルモデルチェンジしたプレミアムコンパクトSUVの新型Audi Q3、アウディ初のコンパクトクロスオーバーSUVの新型Audi Q3 Sportbackを発表した。(坂上 賢治)
両車共に全国のアウディ正規ディーラー(125店舗、現時点)を通じて8月19日より販売が開始される。Audi Q3/Q3 Sportbackは、Qファミリー専用にデザインされたオクタゴン(八角形)のシングルフレームグリルやシャープなLEDヘッドライト、大型のエアインレットと特徴的なバンパーにより力強くスポーティな印象へとエクステリアを刷新した。
また先の通りQ3よりも全高が約4.5cm低めたAudi Q3 Sportbackがラインアップに加わっている。これによりAudi Q3は2つのボディー形状と直噴ガソリンエンジンTFSI搭載車に加え、新設定として直噴ディーゼルエンジンTDIも加えて、パワーユニットの選択肢も増やした。
車両仕様は約4.5 mの扱いやすい全長としつつも、旧型比でホイールベースを75mm拡大。これにより広い居住空間を確保した。高さ方向でも例えば後席のヘッドクリアランスは旧型比で7mm拡大させている。
室内空間の拡大に併せてラゲッジスペースも通常利用時に於いて70ℓ拡大。530ℓの収容力を確保した。なおリヤシートを格納すれば最大1,525ℓ (Sportbackは1,400ℓ) までスペースが拡大できる。
搭載エンジンは従来の1.4 TFSIを進化させた新開発の1.5 TFSIと、クリーンディーゼルの2.0 TDIの2種類。1.5 TFSIは最高出力 150ps、最大トルク 250Nmを発揮。気筒休止システムのシリンダーオンデマンド (cod) により省燃費を実現させた。一方、2.0 TDIは 340Nmのトルクに7速Sトロニックを組み合わせている。
車両本体価格は以下の通り