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2025年3月15日【イベント】

アウディ、Q4e-トロン購入者は急速充電器網を3年間無料に

坂上 賢治

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アウディ ジャパンは、アウディが属する日本国内での急速充電器ネットワーク「プレミアム チャージング アライアンス(Premium Charging Alliance、以下、PCA)」の拠点を今春さらに拡充する。

 

これを記念するキャンペーン第一弾として、アウディのプレミアムコンパクト電動SUVのAudi Q4 e-tronシリーズの新車を、2025年3月1日から4月30日の間に登録した購入者を対象に、PCAの会員費・利用費を3年間無料で提供する期間限定キャンペーンを実施する。

 

上記PCAは、加盟ブランド(現時点はアウディ、フォルクスワーゲン、ポルシェ)の電気自動車(EV)オーナー向けに提供されている90kWから150kW級出力のCHAdeMO規格急速充電器ネットワークを統合したプレミアム充電サービス。

 

アウディではこれまでアウディの電気自動車e-tronの新車購入者で、PCAサービスに新規入会したユーザーに最初の1年間の会員費と利用費を無料で提供してきたが、アウディの正規販売店では、国内では最速レベルの150kW出力充電器の設置を118拠点119基(現時点)設けている。

 

また2024年4月には、都市部におけるEV充電拠点不足という課題に対応する150kW出力の蓄電池型急速充電器2基4口を備えたAudi charging hub(ACH)紀尾井町を、東京都千代田区に開設。PCAオーナー以外のブランドのEVユーザーへの急速充電サービスも開始した。その結果、ACH紀尾井町では開設以来2500回以上の充電が利用され、その約4割はPCAの会員以外の一般ユーザーとなっている。

 

更に2025年4月からはACHの2拠点目「Audi charging hub芝公園」を設置。神奈川県厚木市にも新規オープンする正規販売店にACH同様のサービス提供をする急速充電拠点をオープンする予定。アウディは、急速充電器ネットワークは着実に拡充させており、EVでのドライブの利便性をさらに高めたい意向だ。

 

そうしたなかで今回のキャンペーンでは、Audi Q4 e-tronシリーズの車両を2025年3月と4月に新車登録したユーザーを対象に無料期間を1年間から3年間に延長する。これにより当該ユーザーは3年間でe-tronの充電に支払う金額は実質ゼロとなる。

 

アウディでは、「Vorsprung durch Technik(技術による先進)をスローガンに掲げ、電動化を進めています。

 

2018年に初の完全電気自動車e-tronを発表して以来e-tronシリーズの拡充を続け、本キャンペーン対象のプレミアムコンパクトSUVのQ4 e-tronシリーズのほか、フラグシップモデルのAudi e-tron GTシリーズやAudi Q8 e-tronシリーズなど、全10車種を日本市場に導入してきました。

 

さらに本年は、一充電走行距離がe-tronファミリーで最長の656km(欧州仕様)を誇るAudi Q6 e-tronや、アウディ史上最も空力性能の高いAudi A6 e-tronなど次世代のプレミアムe-モビリティを日本市場に導入予定です。

 

充電拠点の拡充においてはそのほか、8kW普通充電器Audiデスティネーションチャージャーを様々な企業や団体と協業して全国に約300基設置し、目的地での充電ニーズにお応えしています」と話している。

 

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Audi Q4 e-tron
  Audi Japan Press Center:https://www.audi-press.jp/models/q4/index.html
  Audi e-tronスペシャルサイト:https://www.audi.jp/e-tron/models/q4_e-tron/

 

「プレミアム チャージング アライアンス」について:https://www.audi.jp/e-tron/charging/pca/

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<PCAに関する問い合わせ先>
PREMIUM CHARGING ALLIANCE CONTACT 0120-109-846

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

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1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

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1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

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株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

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1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。