アウディ ジャパンは、ステーションワゴンのAvant(アバント)ベースの「Audi RS 4 Avant」をフルモデルチェンジし、1月28日から全国のAudi Sport店(32店舗、現時点)及びアウディ正規ディーラー(126店舗、現時点)を通じて発売する。車両本体価格は、1,196万円(税込)。
「Audi RS 4 Avant」は、Audi R8やAudi RS 6など、アウディのハイエンドスポーツモデルの開発拠点であるAudi Sportが手がけたAudi A4シリーズのトップモデル。
搭載される新開発の2.9ℓV6ツインターボエンジンは、最高出力331kW(450PS)、最大トルク600Nmを発揮。従来型の4.2ℓV8 DOHCに比べて最大トルクを170Nm増強した。
また、8速ティプトロニックトランスミッションとquattroフルタイム4WDシステムを組み合わせ、リヤアクスルに左右の駆動力配分を最適化するスポーツディファレンシャルを装備。大パワーを確実に路面に伝達し、優れた高速安定性と操縦安定性を実現すると云う。
0-100km/h加速は、4.1秒。一方で、アウディ独自のエンジン燃焼方式のBサイクルを採用することで、燃費11.2km/ℓ(JC08モード)と、従来型に比べ、省燃費を実現している。
「Audi 90 quattro IMSA GTO」からインスピレーションを得たと云うエクステリアデザインは、RSモデル専用のシングルフレームグリルや大型のエアインレット、さらに専用の前後バンパー、リヤディフューザーの採用で、スポーティさを強調している。
また、「Audi quattro」を彷彿とさせるブリスターフェンダーも、標準モデルのAudi A4 Avantに比べて全幅を25mm拡大した。
水平基調のインテリアデザインは、ファインナッパレザーのSスポーツシートをはじめ、フラットボトムのRS革巻きマルチファンクション スポーツステアリングホイール、RS専用のシフトゲート、イルミネーション付きドアシルトリムなどを採用。
メーターパネルの12.3インチのTFT(液晶)ディスプレイには、スピードメーターやタコメーターに加え、ナビゲーションをはじめ、Gフォース、トルク値などの情報も表示できるアウディバーチャルコックピットを標準装備している。
また、Audi connectでは、インターネットと常時接続することで、ニュース、天気予報、駐車場検索、空港のフライトインフォメーション、ガソリンスタンドを距離順や価格順に表示する等の情報を提供。
専任オペレーターを介して施設検索や予約手配が可能なコンシェルジュサービス「Audi connect Navigator」も24時間365日、利用できる。
他にも、アウディプレセンスシティ(歩行者検知機能付自動ブレーキ)をはじめ、最新安全技術とアシスタンスシステムを搭載している。
[車両本体価格]
<モデル、エンジン、トランスミッション、駆動方式、ステアリング、車両本体価格(税込)>
– Audi RS 4 Avant、2.9 ℓV型6気筒DOHCターボチャージャー(450PS/600Nm)、8速ティプトロニック、quattro、左/右、11,960,000円