アウディ ジャパン(本社:東京都品川区、代表取締役社長:フィリップ ノアック)は10月27日、今年7月に第二世代にフルモデルチェンジしたプレミアムコンパクトSUV、Audi Q3シリーズのハイパフォーマンスモデルAudi RS Q3 / RS Q3 Sportbackを発表した。
Audi Q3 / Q3 Sportbackが第二世代にフルモデルチェンジしたのは6年ぶり。洗練されたエクステリアデザインと75ミリ延長したホイールベースによる広い室内空間や荷室スペース、フルデジタルの液晶パネルと最新世代のナビゲーションシステムを採用した先進的なインテリア、新開発の1.5 TFSIガソリンエンジンもしくはクリーンディーゼルの2.0 TDIによる優れた走行性能などで、発売以来高い人気を博している。
今回発売するAudi RS Q3 / RS Q3 Sportbackは、Q3シリーズの頂点に位置する高性能モデルで、「インターナショナル エンジン オブ ザ イヤー」の2.0~2.5リッターカテゴリーにおいて、9年連続でベストエンジン賞に選出された5気筒エンジンとquattroフルタイム四輪駆動システムを組み合わせ、SUVの枠に収まらない、ハイエンドスポーツモデルにふさわしい性能を備えている。RS Q3 Sportbackは、RSシリーズでは初のコンパクトクロスオーバーSUVとなり、12月8日より全国のアウディ正規ディーラー(124店舗、現時点)を通じて発売される。
オールアルミ製の直列5気筒TFSIガソリン直噴ターボエンジンは、クラストップレベルの最高出力400PS、最大トルク480Nmを発揮する。7速Sトロニックトランスミッションとともに組み合わされるquattroフルタイム四輪駆動システムは、コンパクトかつ軽量な電子油圧制御式の多板クラッチを採用した。前後アクスルにトルクを可変配分することにより、大パワーを確実に路面へ伝達し、優れた高速安定性と操縦安定性を実現。0-100km/h加速タイムは4.5秒だ。サスペンションは、Audi Q3 / Q3 Sportbackに比べて車高を10mm低めたRSスポーツサスペンションを標準装備。さらに減衰力を電子制御するRSダンピングコントロールサスペンションをオプションで設定している。
エクステリアは、ブラックのハニカムメッシュグリルを備えたシングルフレームグリルや大型エアインレットや、RSシリーズ専用の前後バンパーやリヤディフューザー、左右2本出しの楕円形テールパイプを採用。往年の Audi Sport quattroを彷彿とさせる前後のブリスターフェンダーや彫りの深いサイドのロワーラインなどにより、RSシリーズならではの力強さを表現している。20インチの10スポークスターデザインアルミホイールを標準装備。オプションで21インチアルミホイールやカラードブレーキキャリパーレッド、セラミックブレーキ、RSスポーツエキゾーストシステム等も選択可能だ。
インテリアにも、オクタゴンのシングルフレームグリルをモチーフとしたデザインがインストルメントパネルに配される。RSシリーズ専用モード付きのアウディバーチャルコックピットプラスを採用。またRSロゴ付きアルカンターラ/レザースポーツシートなどを装備し、スポーティさとプレミアム性を高めている。さらにSスポーツシートを備え、ステアリングやシフトノブ、シートベルト、フロアマットなどにアクセントとなるステッチを配したRSデザインパッケージなどをオプションで用意した。
■メーカー希望小売価格(消費税込み)
・Audi RS Q3(2.5ℓ直列5気筒DOHC ターボチャージャー 400PS/480Nm):838万円
・Audi RS Q3 Sportback(2.5ℓ直列5気筒DOHC ターボチャージャー 400PS/480Nm):863万円