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2024年12月6日【事業資源】

アウディジャパン、銀座に旗艦ショールームを開設

坂上 賢治

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伝統と革新が共存する銀座でプレミアムな体験を提供する

 

アウディジャパンと正規販売店契約を結ぶMID ALFAは12月6日、報道陣を募り日本国内に於けるブランドアイコンを担う最新ショールーム「Audi City銀座(アウディ シティ ギンザ/東京都中央区銀座ヒューリック銀座7丁目ビル)」を披露した。一般向け公開は12月7日、同日よりアウディの最先端を体験できる旗艦ショールームとしてグランドオープンする。

 

 

Audi City 銀座は、高級ブランド店や著名な商業施設が集結する銀座7丁目に位置。この土地からアウディブランドの最先端情報を発信し、都市部でのブランドへのアクセス強化を図る。なお同ショールームのオープンに伴い、国内のアウディ正規販売店は123店舗となった。

 

ショールームは、銀座の街並みに溶け込むよう外観に車両のヘッドライト形状をモジュール化したブラックフレームを取り入れたデザインを採用。日本でも、ここでしか見られないデザインであり、存在感のある外観が人目を惹く。

 

 

内装は、最新CIコンセプトを取り入れてアウディの先進性を表現しながらも、自然の温もりや和との調和を感じられる独自デザインを施し、銀座ならではのグレードアップした世界観を表現。訪問する顧客へリラックスした質の高い時間を過ごせるよう空間づくりに亜腐心したという。

 

展示車両の配置エリアには、自動車ショールームで初導入となる最新の55インチ透明有機ELパネル12枚を設置。奥行きある空間を感じさせる映像を組み合わせて、最新モデルを確認できる舞台を用意した。

 

 

限定モデルRS 6 Avant GTをオープンから2週間のみ展示

 

具体的な展示車両は、電気自動車のe-tron(イートロン)シリーズを中心とした国内導入予定の最新モデルや限定モデルが先行展示される見込み。オープン時の展示モデルは世界販売660台、国内販売10台限定のRS 6 Avant GTで12月21日までの2週間限定で展示される。更に2025年導入予定モデルの中で注目を集めるSQ6 e-tron、およびe-tronシリーズのフラッグシップモデルとして人気のe-tron GT quattroも加えた3台がオープニングを彩る。

 

またショールーム内で提供されるサービスもアップグレード。豊富な知識をもつ複数のスペシャリストがチームとなって、銀座というロケーションに相応しい記憶に残るプレミアムな体験を演出する。

 

その他、店内のライブラリーではAudi Cityでしか手に入らない限定バージョンを含むライフスタイルアイテムを揃えたAudi Collectionを展示。アウディが提案するライフスタイルアイテムを通じて、アウディブランドをより身近に体感できるプロモーションも展開される。

 

 

アウディの世界観の中で質の高い記憶に残るサービスを提供

 

なお6日のオープニングイベントでは、フォルクスワーゲン グループ ジャパン代表取締役社長 兼 アウディ ジャパン ブランドディレクターのマティアス・シェーパース氏が登壇。シェーパース氏は冒頭で、「銀座の地にアウディのショールームをオープンするのは長年の夢だった。実はアウディブランドは、ヨーロッパ、中国、アメリカと比べると日本では、知られている事柄が少ない。しかしそれはそれで良いこともある。

 

今後アウディブランドが日本で何をしようとしてるのか、日本の皆さんに伝えることは沢山ある。100年以上クルマを作っているアウディブランドの価値観を改めて伝える。もっとアウディを知っていただくための新情報を発信する場にしていきたいと思います」と述べた。

 

続いてAudi City銀座の運営を担うMID ALFAの相川政二代表取締役が登壇。相川氏は、「最高級の場所で、最高級のお客さまへ、最高の品質のものを提供したいという想いがある。Audi City銀座でアウディの素晴らしさを知って頂くだけでなく、他車違う感動を提供できるかにチャレンジしていきたい。

 

日本では世界にな比べEVの普及が大きく遅れているが、アウディでどこよりも早くEVのインフラづくりを筆頭に携わってきた知見を活かし、一般のお客様だけではなく、日本国内の自動車メーカーの皆様へもEVの素晴らしさをアピールしていきたい」と述べ、日本国内でのEV普及を率先して後押していく意気込みを語った。

 

 

その後イシェーパース社長と共にゲストとして、元プロ体操選手の内村航平氏と歌舞伎俳優の片岡千之助氏を迎え、アウディとAudi City銀座にまつわるトークショーが展開された。

 

そのなかで内村氏はアウディのブランドイメージについて、「プロスポーツ選手として長年活動してきた経緯から、身体を動かすことへの興味が尽きないなか、クルマに乗っている時もステアリング操作でのアウディの操作性に感銘を受けている。そうした思いのままに運転できる点が一番気に入っているところ。また僕はオリンピックを目指してきたから、アウディのフォーシルバーリングスが五輪に繫がるところがあり、そこにも惹かれる」と語った。

 

対して片岡氏は「実は初めて乗るクルマはアウディだとずっと心に決めていた。今は自身が心からリラックスできるアウディのプライベート空間は、何にも代えがたい満足感がある。クルマの中は自分の部屋でもあるので発声練習をしたりと、移動する上での相棒でもある。またアウディというブランドが持っているさりげなさが、役者としての僕のキャラクターに合っているところが安らげる理由なのかと思っている」とコメントした。

 

 

なお来たる12月14日には、Audi City銀座のオープンを記念したオープニング セレブレーション パーティーが開催される予定だ。パーティー会場では、モデル・DJ・俳優の大平修蔵氏、LAを拠点に活動するフラワーアーティストの清野光氏などの豪華なメンバーが揃う。またパーティーを演出する料理はホテル虎ノ門ヒルズでアジア初上陸の「ル・プリスティン東京」が担当する。更なる詳細は以下URLを閲覧されたい。

 

URL:https://www.audicity-ginza.jp/ja/special_offer/dealer/opening_celebration_20241214.html

 

「Audi City 銀座」について
・店舗名:Audi City 銀座
・運営会社:株式会社 MID ALFA、フォルクスワーゲン グループ ジャパン株式会社
・店舗所在地:東京都中央区銀座7-3-5 ヒューリック銀座7丁目ビル1F
・TEL/FAX:03-5931-0735/03-6264-5078
・店舗ウェブサイト:https://www.audicity-ginza.jp/ja.html
・店長:牟田口 脩佑
・店舗人員数:5名
・営業時間/定休日:(日・月・水・木)11:00-19:00 (金・土)11:00-20:00
         :定休日 火曜日、第1・第3水曜日
・ショールーム:建物延床面積 308m2
・展示台数:3台

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

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経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。