アウディは4月14日(中央ヨーロッパ夏時間)、電気自動車 第3弾となる「Audi Q4 e-tron」のオンライン ワールドプレミアを開催した。
Audi Q4 e-tronは、アウディがコンパクトセグメントに導入する初の電気自動車で、アウディの電気自動車としては、SUVモデルのAudi e-tronおよびAudi e-tron Sportback、スポーティなAudi e-tron GTに続く、第3弾となるモデル。
先駆的なデザイン、最先端のディスプレイテクノロジー、広々とした室内空間を特長としており、このニューモデルにより、アウディは電動化攻勢を継続的に推進するとしている。
オンライン ワールドプレミアは、「Celebration of Progress」の一環として、バーチャルプレゼンテーションにより行われた。ここでAUDI AGのCEOマルクス ドゥスマン、セールスおよびマーケティング担当取締役 ヒルデガルト ヴォートマンが、俳優のレジ=ジーン ペイジ、映画監督、俳優兼活動家のオリヴィア ワイルド、アスリートのアンナ ガッサーおよびマライカ ミハンボとともに、コンパクト電動SUV Audi Q4 e-tronを紹介。さらに、デザイン部門 責任者マーク リヒテ、アウディブランド シニアバイスプレジデント ヘンリック ヴェンダースが、このモデルのハイライトに焦点を当てて詳細を解説し、このモデルがいかにブランドにとって重要であるかを説明した。
モデルラインナップは、2種類のバッテリー容量と3種類の駆動バージョンが用意されている。Q4 35 e-tronは、52kWhのコンパクトなバッテリーを搭載する一方で、Q4 40 e-tronは、77kWhの大容量バッテリーを搭載。最上位のモデルQ4 50 e-tron quattroは、4輪駆動システムを搭載して、220kW(299PS)の最高出力を発生する。
全モデルともに長い航続距離を誇り、約10分の充電で約130km(WLTP)を走行可能。また充電は、e-tron充電サービスが利用可能だ。例えば、後輪駆動のQ4 40 e-tronでは、WLTPサイクルで、最大520kmの航続距離を達成している。
Audi Q4 e-tronおよびQ4 Sportback e-tronは、2021年6月にヨーロッパでの発売を予定。なお、日本仕様・価格は未定となっている。