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アウディ ジャパンは2月7日(ドイツ・インゴルシュタットに於けるアウディAGの発表は2月3日)、モデル名のアルファベットと数字のフォーマットを最適化する。今後は、各モデルのボディサイズと車格を統一された分かり易い方法でグローバルに表現する。
これにより、電気自動車と内燃エンジン搭載モデルを数字で分けていたネーミングルールは見直される。AUDI AG セールスおよびマーケティング担当取締役のマルコ シューベルト氏(Marco Schubert)は、「この決定は、慎重な検討結果とお客さまのご要望、および各国ディーラーからのフィードバックに基づいています。このアウディのネーミングルールは、世界中のすべてのお客さまが直感的にわかる指標です。ボディサイズと車格が一目でわかるモデル名を採用します」と述べた。
より具体的には今後、グローバルなアルファベットと数字によるモデル名は、1文字以上のアルファベットと数字で構成されることになる。AとQの文字は、従来どおりローフロアとハイフロアの違いを示す。
数字(現在は1から8まで)は、パワートレインの種類に関係なく統一された基準で分類。その結果、偶数・奇数のモデル番号で、パワートレインを区別するルールは見直されることになる。
サイズと車格に基づいたこのネーミングルールにより、電気自動車と内燃エンジンモデルが同じアルファベットと数字の組み合わせを共有される。モデルやバリエーションの識別は、ボディスタイル(例: Avant、Sedan、Sportback)と、既存のパワートレインコード(例:e-tron、TFSI e、TFSI、TDI)を用いて行う。
この新しいネーミングルールは、内燃エンジンを搭載するAudi A6に最初に適用。このモデルは、プレミアムフルサイズセグメントにおけるアウディの長年の成功を象徴する存在であり、3月4日に世界初公開される予定。
例えば、Audi A6 Avant TFSIは、パワートレインコードにより、電気自動車であるAudi A6 Avant e-tronと明確に区別される。なお、既に販売されているモデルについて、遡ってモデル名を変更する予定はないとしている。