中古車のオンラインオークション事業から二次流通プラットフォーマーへと拡大を続けるオークネット( 本社:東京都港区、代表取締役会長CEO:藤崎 清孝、代表取締役社長COO:藤崎 慎一郎 )は12月19日、ENEOSと業務提携して同月から関西・四国エリアのENEOSサービスステーション(SS)で中古車事業を全国支援していく。( 坂上 賢治 )
これはオークネットが四輪事業で、中古車の下取・買取、仕入れ、オークション売買・店頭販売・保証などの中古車の流通プラットフォームを活用したワンストップサービスを提供している事を踏まえ、同社のモビリティサービス拡大の一環として全国12,000カ所超のSSネットワークを持つENEOSと今回、中古車支援で業務提携を果たした事によるもの。
対してENEOSは同提携により、従来SSで行ってきた燃料油販売、カーメンテナンス、カーリースに加えて、新たな柱として中古車事業を展開させていく事で、ENEOSのSSネットワーク、給油・カーメンテナンスなどの顧客接点を活かし、独自の中古車事業の姿を視野に据えている。なお同中古車事業ではまず関西・四国エリアのSSで展開を開始。来年2023年4月からは全国のSS網での展開を予定している。
業務提携の概要は以下の通り
オークネット:流通プラットフォームの提供
・査定支援:モバイル査定サービス「サテロクプレミアム( 評価・相場などの販売情報を内包したモバイル査定サービス )」の提供、検査スキルアップのための検査研修、値付けサポート
・業販支援:ENEOSグループ内流通システムの提供、オークション売却サポート
・販売支援:店頭商談ツールの提供、第三者検査AIS( 中古⾞売買に係る評価基準の標準化ノウハウ )情報の提供
・商品化支援:適正価格売却のための商品化サポート
・運営支援:商談、書類管理等の運営サポート等
ENEOS:SSおよびお客様への本事業の展開、告知
・ENEOS独自の付帯サービスの設計
・ENEOSグループ内の流通活性化設計、各種売却サポート