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2024年1月19日【トピックス】

アストンマーティン、ザ・ペニンシュラ東京にショールーム

坂上 賢治

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アストンマーティンは2024年の春、国際的に高い評価を受けるラグジュアリー・ホテル〝ザ・ペニンシュラ東京〟にウルトラ・ラグジュアリーショールームの「Aston Martin Ginza」を新規オープンさせると(1月19日)発表した。

 

この新たなショールームは、アストンマーティンが重要な市場と位置付ける日本国内事業の拡張計画の一環であり、近年高まりつつあるアストンマーティンへの需要を取り込む狙いがあるという。

 

特に銀座は、東京を代表する商業エリアであり、多くの大型商業施設や高級ブランドの旗艦店が立ち並んでいるだけでなく、老舗の名店や世界的に有名な歌舞伎座のように歴史深い文化的施設が点在する歴史ある街として、既に2023年、自社ブランドに於ける世界最大の市場であり、かつラグジュアリーSUVマーケットで約27%のシェアを獲得しているとした。

 

今回、ショールームが開設されるザ・ペニンシュラ東京は、銀座の入り口に隣接する丸の内エリアの一等地で、皇居と日比谷公園に面し、「フォーブス・トラベルガイド」のホテル部門で、8年連続で最高評価の5つ星を獲得している。

 

 

そんなラグジュアリー・ホテル内に併設されたアストンマーティンの新しい銀座のショールームは、1階から2階にかけて、324平方メートルの広さを誇り、アストンマーティンの最新モデル3台を展示するだけでなく大型デジタルメディアウォール、ビジターラウンジを備えている。

 

この新ショールームに関してアストンマーティンのグローバル チーフ ブランド&コマーシャル オフィサーであるマルコ・マティアッチ氏は、「2023年、アストンマーティンは創立110周年を迎えました。

 

 

革新的な製品とアイコニックなウルトラ・ラグジュアリーブランドへの継続的な投資を通じて、アストンマーティンの存在意義はかつてないほど高まっています。2024年を迎えるにあたり、重要な戦略市場である日本での成長を継続できることを嬉しく思います。

 

東京は世界で最も重要なラグジュアリーの中心地のひとつであり今回、グラーツ・オートモビールとのパートナーシップを拡大し、5つ星ホテルのザ・ペニンシュラ東京に素晴らしいショールームをオープンできることを誇らしく思います。

 

この拠点オープンは、アストンマーティンが確立したブランドプレゼンスと、2023年に世界の販売台数ランキングで首位を獲得した青山にあるAston Martin Tokyoの大きな成功によるものです。

 

またアジア太平洋地域は、アストンマーティンにとってアメリカ大陸に次いで2番目に大きなマーケットであり、世界全体の卸売総額の約30%を占めるまでに成長しました。

 

ラグジュアリーセグメントに於いて最高レベルの顧客体験を提供することを目標に、今、私たちは日本の皆様へアストンマーティンブランドへの情熱を分かち合う使命を担っています。Aston Martin GinzaそしてAston Martin Tokyoとともに、日本市場におけるさらなる成長と成功を期待しています」と述べている。

 

 

一方、Aston Martin Ginzaの運営を行うグラーツ・オートモビール代表取締役の荒井 賢氏は、「Aston Martin Yokohamaで培ってきた運営ノウハウをもとに、当社としては2拠点目となるディーラー・ショールームのAston Martin Ginzaをオープンし、このアイコニックなブランドとの提携を拡大することを光栄に思います。

 

市場をリードする素晴らしい製品を発売することで、アストンマーティンが日本国内の既存の忠実な顧客基盤を活かしていく大きな可能性が開かれます。

 

都内の主要高級地区の中心に位置するAston Martin Ginzaに秘められた可能性に期待しています。お客様をディーラー体験の中心に据えて、2024年春、Aston Martin Ginzaへの皆様のご来店をお待ちしております」と語った。

 

加えてザ・ペニンシュラ東京のマネージングディレクター、マーク・J・チューン氏は、「今回、英国のウルトラ・ラグジュアリーブランド、アストンマーティンを銀座のザ・ペニンシュラ東京にお迎えし、日本の伝統とモダンが融合した魅力的な空間作りに参加できることを光栄に思います。

 

アストンマーティンのオーナー様を、伝説的とも称されるペニンシュラ・ホスピタリティでお迎えできることを楽しみにしています」と結んでいる。

 

Aston Martin Ginza
〒100-0006
東京都千代田区有楽町1-8-1
2024年2月3日ソフト・オープン予定
2024年春 グランド・オープン予定
電話:03-5220-7007

 

Aston Martin Ginza開設準備室
住所:神奈川県横浜市中区山下町30
電話:045-663-1007 担当 荒木・篠原

 

Aston Martin Ginzaサービスセンター
住所:東京都品川区勝島1-3-10
2024年2月 第1期改装工事完了オープン予定、
2024年春 第2期工事としてカスタマーラウンジを開設予定

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。