アネブル、特許技術搭載の水素エンジンを初展示
主に自動車技術の開発支援を担うアネブル(本社:愛知県刈谷市、代表取締役社長 :笠井 嘉明)は5月8日、パシフィコ横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展2024 YOKOHAMA(5月22日から)」にブース出展する。
ブースには、 「水素噴流噴射コンセプト」を搭載した「水素エンジンモデル」を展示予定。このコンセプトは、環境省における令和3年度委託事業「水素内燃機関活用による重量車等脱炭素化実証事業」に採択された「既販中型重量車の水素エンジン化事業性検証プロジェクト」で外注事業者として提供したもの。
アネブルのブースでは、自社特許技術の 「水素噴流噴射コンセプト」を搭載した「水素エンジンモデル」、「電費モデルのシミュレーション」、カスタマイズ可能な「ダンパーテスター」の実機展示される。またアネブルの主要事業である 「試験受託事業」「技術者派遣事業」も紹介する。
主な展示内容は以下の通り
1.既販車エンジンの脱炭素化
自社特許技術である 「水素噴流噴射コンセプト」を搭載したエンジンモデルの展示と水素噴流挙動のCFD解析映像を提示する。
2. MBDを活用した開発支援
会場では、EV電費モデルのデモンストレーションを行う。開発部品のパラメータを組込んだモデルにより、電費は勿論、車速や充電率がグラフとして“見える化”できるMILSモデルとなる。
3. モータースポーツへの技術支援
モータースポーツ界の最高峰とも言われるパーツメーカー、CTW社が現場目線で開発したカスタマイズ可能な 「ダンパーテスター」を展示。様々な走行パターンをシミュレーションできるモデルもある。ブースで、実際のダンパーテストと解析画面の操作の実演を行う。
エンジンベンチ室
4. ワンストップで提供しているテスティングサービスによる開発支援
当日は次世代燃料を使用したエンジン試験や、モーター試験の模様を動画でご紹介。試験装置や治具、試験専用ワイヤーハーネスの設計製作まで、ワンストップで提供しているアネブル独自のサービスを説明する。
5. 派遣・構内請負による開発支援
自動車開発に係る技術力を背景にアネブルの技術者が開発現場をサポート。ダイレクトエンジニアリングサービスで開発環境を最適化する。
モーターベンチ室
EV電費モデルのシミュレーション
CTW社製ダンパーテスター
「人とくるまのテクノロジー展 2024 YOKOHAMA」
会期:2024年5月22日(水)~5月24日(金)
開催時間:10:00~18:00(最終日は9:00~16:00)
会場:パシフィコ横浜
ブース名:アネブル
ブース番号:98(展示ホール_ホールD)
事前登録URL:https://aee.expo-info.jsae.or.jp/ja/registinfo/
※入場には事前登録が必要
会社概要
株式会社アネブル
代表取締役社長:代表取締役社長 笠井 嘉明
所在地:愛知県刈谷市小垣江町大津崎1番地36
設立年月日:2005年3月15日
事業内容:
(1). エンジン性能試験・信頼性評価の受託事業
(2). エンジン等の試験・評価技術者の派遣事業
(3). 自動車部品、プロトタイプの開発・製造事業
(4). 海外情報の収集と部品輸入事業
(5). モータースポーツ部品の輸入・開発・販売・サービス事業
(6). 企業の業務研修および技術研修の企画ならびに請負