サスペンションは、前後ダブルウイッシュボーンタイプのアルミ製構造で、ダンパーにはバンプストップラバーを配したハイドロリックコンプレッションストップが採用された。
ブレーキシステムには、通常のリアキャリパーより2.5kg軽量のオールアルミ・モノブロック製。これにパーキングブレーキアクチュエーターが内蔵されたリアブレーキキャリパーが世界初採用となっている。
装着タイヤはミシュラン製パイロットスポーツ4で、サイズはフロントが205/40R18、リヤ235/40R18。ホイールはドイツブランドの軽量なFUCHS(フックス)製鍛造ホイールで、ばね下重量の軽減に寄与。前後重量配分はフロント44%・リヤ56%である。
室内空間は、天然皮革とカーボン素材にアルミを組み合わせたもの。シートは1脚あたり13.1kgの軽量、イタリアのサベルト製が奢られた。
乗員以外のユーティリティ空間は、純スポーツカーとしては望外の車体前後にラゲッジルームが備わっており、その容量はフロントが100リッター、リアが96リッターとなっている。
同社のトマ・ビルコCOOによると、日本への第一弾は全世界販売1955台のうちの50台となるが、秋以降に量産モデルがリリースされる予定としている。