日産自動車(以下「日産」)は11月18日、日産の電動車シェアリングサービス「NISSAN e-シェアモビ」とNTTドコモ(以下「ドコモ」)が提供する複数のカーシェア・レンタカーが利用可能なサービス「dカーシェア®」が提携すると発表した。
日産では連携に機会拡大に伴い「利用者は電気自動車やe-POWERの電動化技術と、高速道路でクルマが運転操作を支援するプロパイロッ」や自動駐車機能などの知能化技術を体験することができる」と述べている。
そんな「NISSAN e-シェアモビ」は、先の通りの電気自動車とe-POWERのみを使ったカーシェアリングサービス。今回、この「NISSAN e-シェアモビ」が、カーシェアリング事業者が提供する車を利用者が自身の用途や場所、利用日にあわせて利用できる「dカーシェア」の「カーシェア」サービスに加わる。
日産はこれにより、「e-シェアモビ」の利用顧客拡大を目指しマーケットの底上げを狙ったものとみられる。「e-シェアモビ」は2018年からサービス提供を開始。前年の2017年12月8日より会員募集を開始していた。
ちなみに同サービスは、多くの他社運営のシェアリングサービスには付きものだった距離料金を廃止してスタート。但し肝心の貸出拠点となるステーション数自体が限れている事が課題だ。今後、「dカーシェア」との提携を介して拠点拡大に繋げていけるかが鍵になだろう。
この「dカーシェア®」から「NISSAN e-シェアモビ」が利用可能となるのは11月25日(木)より。なお、今回の提携に伴い、同日より「NISSAN e-シェアモビご利用でdポイント最大1,000ポイント(期間・用途限定)プレゼントキャンペーン」を実施する。
■NISSAN e-シェアモビ dカーシェア専用プラン利用料金(税込)