斉藤邦夫選手（左）と小武拓矢選手（右）

横浜ゴムのＡＤＶＡＮタイヤ装着車が「ＪＡＦ全日本ジムカーナ選手権」において２つのクラスで２０２０年シリーズチャンピオンを獲得※した。横浜ゴムが１１月１０日発表した。

チャンピオンを獲得したのは、ＰＮ－１クラスの斉藤邦夫選手（ＡＤＶＡＮ０８Ｂロードスター）とＳＡ・ＳＡＸ－１クラスの小武拓矢選手（シンシアYHワコーズＣＲＸ艶々）。斉藤選手は全４戦中、優勝１回、２位１回、３位１回とシーズンを通して安定した成績を収め２年ぶりにチャンピオンを奪還した。小武選手は最終戦で今シーズン２勝目を飾り、それまでのクラス３位から逆転して初の全日本選手権タイトルを獲得した。なお、最終戦ではＰＮ－１、ＰＮ－３、ＳＡ・ＳＡＸ－１、ＳＡ・ＳＡＸ－２、ＳＣの計５クラスでヨコハマタイヤ勢が優勝し、有終の美を飾った。

PN-1クラスでシリーズチャンピオンを獲得した「ADVAN08Bロードスター」

SA・SAX-1クラスでシリーズチャンピオンを獲得した「シンシアYHワコーズCRX艶々」

今年の「ＪＡＦ全日本ジムカーナ選手権」は新型コロナウイルスの影響で計４戦が中止となり、１１月７日から８日にイオックスアローザスポーツランド（富山県）で開催された最終戦を含む全４戦で競われました。横浜ゴムはジムカーナ競技向けタイヤである「ＡＤＶＡＮ Ａ０８Ｂ ＳＰＥＣ Ｇ」、ジムカーナやサーキットでの様々な路面状況に対応する｢ＡＤＶＡＮ Ａ０５０｣で勝利を足元から支えた。

横浜ゴムは中期経営計画「グランドデザイン２０２０（ＧＤ２０２０）」の技術戦略において、モータースポーツ活動を重要な先行技術開発の場と位置付け、トップカテゴリーからグラスルーツカテゴリーまで国内外の多岐にわたるモータースポーツ競技に参戦している。「ＪＡＦ全日本ジムカーナ選手権」でも多数のマシンがヨコハマタイヤを装着。横浜ゴムでは、今後もモータースポーツ活動に積極的に取り組み、最高レベルの技術を追求していくとしている。

※シリーズランキングは、後日発表されるＪＡＦ(日本自動車連盟)による認定で最終決定する。