FCAジャパンは1月5日、アルファ ロメオのスポーツサルーン「Giulia(ジュリア)」、SUVの「Stelvio(ステルヴィオ)」に、限定車「Giulia / Stelvio GT Junior(GTジュニア)」を設定すると発表した。
全国のアルファ ロメオ正規ディーラーにてジュリアは99台、ステルヴィオは40台限定で販売。メーカー希望小売価格(消費税含む)は、ジュリアが6,800,000円、ステルヴィオは7,920,000円となる。
この限定車は、1965年に登場し、1977年までに10万台近くが生産された人気モデル「アルファ ロメオ GT1300 Junior」の大胆なクルマ作りに着想を得た、特別なモデルだという。
エクステリアは、限定車専用の「リーパリーオーカー」を採用。ペイントはかつてGT1300 Juniorにも採用されたカラーを現代風にブラッシュアップしたものとなる。さらにジュリアでは19インチ、ステルヴィオでは21インチとなる新5ホールデザインアルミホイールを装着し、ブラック仕上げのブレーキキャリパーが組み合わされる。また、フロントグリルやミラーハウジング、エキゾーストパイプもブラック仕上げとされ、エクステリアカラーとのマッチングが図られている。
また、エクステリアに合わせインテリアや足回りにも特別な仕立てが施されている。
インテリアにはダブルサンルーフや、シートヒーターを前席に加えて後席にも特別装備し、明るく快適なキャビンを実現。足回りには減衰力調整式のアクティブサスペンションと、コーナーの立ち上がりでのトラクションと走行安定性を高めるリミテッドスリップディファレンシャル(LSD)を搭載し、スポーティな走行性能を一層高めた。
なお、その他の仕様・装備はヴェローチェに準じており、スポーツレザーステアリング(ステアリングヒーター付)やブラックスポーツレザーシート、ナビゲーションシステム、地上デジタルTVチューナー、harman/kardonプレミアムオーディオシステムなどにより、上質かつ快適な居住性を追求している。