akippaは2月2日、日本最大級のモビリティビジネス・プラットフォーム「SHOP STOP」を展開するMellowと提携し、ショップ・モビリティ※活用を通じてスペースをバリューアップする取り組みを開始すると発表した。
※ショップ・モビリティ:次世代移動型店舗のこと。車両の配車やマネジメントをデジタル上で運用管理し、アプリケーションを使ってユーザーの生活を豊かにする情報発信と店舗情報を提供する。店舗の業態は、フードトラックをはじめ、移動型アパレル店や移動型マッサージ店といった、小売店、サービス提供店などがあります。将来的には、オンデマンドでサービス提供を行い、事前予約決済などの機能の実装も予定している。
akippaは、今後、Mellowの提携するキッチンカーや物販モビリティをakippaの契約する駐車場にて展開することや、SHOP STOP出店スペースをakippaで活用する等の連携を模索。連携を通じて、ショップ・モビリティや、シェアリングスペースの新たな活用による、さらなるエリアおよび消費者の体験価値創出を目指す。
なお、2月2日(火)18時〜19時にて、音声SNS「Clubhouse」上で、「Mellow×akippa アライアンス裏話」の配信を行うとしている。
■背景
新型コロナウイルス感染拡大を機に人々のくらしは大きく変わり、ライフスタイルの変化に適応するサービスニーズが高まっている。
Mellowでは2020年4月より、キッチンカーによるスペース活用において、オフィス街から住宅街のシェアを広げ、在宅勤務の昼食需要、外出自粛下での夕食需要など、急激なライフスタイルの変化にともなう様々な課題や、くらしを彩るサービスを提供しながら、モビリティビジネスの商圏を拡大してきた。
また、コロナ禍以降、急激な外部環境の変化にも対応するため、飲食店をはじめ、物販、サービスなど、様々な企業のショップ・モビリティ参入が加速、メロウにも様々な相談が寄せられている。こうしたショップモビリティの多様化によって、今後さらなるスペースの利活用や商圏の広がりについて新しい可能性が広がっている。
一方、akippaでは外出自粛の流れやイベントの人数制限等により、稼働が落ちている駐車場がある。そこで2020年12月より駐車場の新たな活用方法としてお弁当や物販が行える「akippaマルシェ」の実証実験を開始し、駐車以外の目的での駐車場の可能性を探っている。現状akippaでは駐車以外の行為は利用規約で禁止しているが、駐車場オーナーと個別に許諾をとったうえで実施していくとしている。
両社は、モビリティのプラットフォーマーとしてスペース活用の可能性をさらに拡張し、人々のくらしをより便利で快適に、そして豊かにしていくという志を共有し、今回の連携に至った。
■検討中の連携内容
①akippa駐車場へのショップ・モビリティ展開
「akippaマルシェ」として、キッチンカーをはじめとするショップ・モビリティのスポット活用
②SHOP STOP出店スペースの駐車場としての活用
akippaユーザー向けの一時貸しスペースとしての活用
■ Mellow×akippa アライアンス裏話 音声SNS Clubhouse配信
・日時:2月2日(火)18時-19時
・場所:音声SNS「Clubhouse」
・URL:https://www.joinclubhouse.com/event/MEKZ95vp
・エントリー:「Clubhouse」のアカウントを持つ人であれば参加可能
・話者(スピーカー):
Mellow共同代表 森口拓也
akippaマルシェ責任者 田中大貴
■Mellow
■akippa