ボルボ・カー・ジャパンは3月8日、クロスオーバー「ボルボC40 Recharge」とコンパクトSUV「ボルボXC40 Recharge」のバッテリー電気自動車(BEV)2車種について、仕様と価格を変更し、同社のオンラインストアにて同日より予約受注の受付を開始する(納車は夏を予定)と発表した。
価格(消費税込み)は、C40リチャージが699万円から。XC40リチャージが679万円から。
今回の仕様変更では、両車共に、出力・トルクが向上したモーター+拡大した容量のバッテリーを採用。それらによりリア(後輪)を駆動するシングルモーターモデルとなる。また、ピクセルLEDヘッドライトや20インチアルミホイール、プレミアムサウンドオーディオシステムなどを標準装備する「Ultimate」 と、充実装備のベースグレード「Plus」の2つのグレード(ボルボではトリムレベルと呼称)が設定された。
以上は全て「C40 Recharge」。
[主な変更内容]
■全車共通
・最高出力を従来の170kWから約3%(175kW/国土交通省申請予定値)に、最大トルクを従来の330Nmから約27%(420Nm/国土交通省申請予定値)に向上させた自社開発・新DCモーターを採用。
・駆動用リチウムイオンバッテリーの容量を従来の69kWhから73kWhへ約5%拡大(日本仕様の一充電走行距離(WLTCモード)の数値は未定)。
・「Google Apps and Services(Google アプリ/サービス)」および「Volvo Cars app(テレマティクス・サービス/ボルボ・カーズ・アプリ)」の無償利用期間を従来の4年から5年に延長。
・ワンペダルドライブに、自車両の前方に車両が検出されない場合にコースティング走行を可能にするオートモードを追加。
・新外装色「クラウドブルー」および「ヴェイパーグレー」を追加。
・メタリック・ペイント、プレミアムメタリック・ペイントを無償化。
■グレード別
・(Ultimate)「ピクセルLEDヘッドライト(フル・アクティブ・ハイビーム付)」、「LEDフロント・フォグライト(コーナリング・ライト機能付き)」を標準装備。
・(Plus)「エアピュリファイヤー(PM2.5センサー付)」を標準装備。新デザイン19インチ5スポークアルミホイール(ダイヤモンドカット/ブラック)を採用。
以上は「XC40 Recharge」。
[メーカー希望小売価格](消費税込み)
<モデル名、価格、電動機(モーター)、駆動用バッテリー>
– C40 Recharge Plus Single Motor、6,990,000円、交流同期電動機 [最高出力175kW(238ps)/最大トルク 420Nm(42.8kgm)※共に国土交通省申請予定値]、リチウムイオンバッテリー [容量73kWh]
– C40 Recharge Ultimate Single Motor、7,390,000円、交流同期電動機 [最高出力175kW(238ps)/最大トルク 420Nm(42.8kgm)※共に国土交通省申請予定値]、リチウムイオンバッテリー [容量73kWh]
– XC40 Recharge Plus Single Motor、6,790,000円、交流同期電動機 [最高出力175kW(238ps)/最大トルク 420Nm(42.8kgm)※共に国土交通省申請予定値]、リチウムイオンバッテリー [容量73kWh]
– XC40 Recharge Ultimate Single Motor、7,190,000円、交流同期電動機 [最高出力175kW(238ps)/最大トルク 420Nm(42.8kgm)※共に国土交通省申請予定値]、リチウムイオンバッテリー [容量73kWh]