日野自動車は3月15日、エンジンの認証不正問題により販売停止していた小型バス「日野リエッセⅡ」を一部改良し、同日より販売を再開すると発表した。
今回の改良では、ドライバー異常時対応システム(※)とオートマチックハイビームを全車に標準装備。トヨタ自動車開発の1GD-FTVディーゼルエンジンを搭載し、新たに導入される燃費試験方法であるJH25モードでの燃費表示に対応した。
※ ドライバー異常時対応システム(EDSS:Emergency Driving Stop System):車両走行中、乗務員に異常が発生した際、乗務員がドライバー席スイッチを押すか、または乗客が車内に設置された客席スイッチを押すことで、車両が制動を開始し、徐々に速度を落とし停止させる。
[東京地区希望小売価格](代表車型)
<車名・型式・仕様、エンジン・トランスミッション、乗車定員、価格(消費税抜き)>
– 日野リエッセⅡ(GDB60M-ZRTEY)GXグレード、1GD-FTV 110kW(150PS)6速AT、25人、7,617,500円(6,925,000円)
– 日野リエッセⅡ(GDB60M-ZRTNY)LXグレード、1GD-FTV 110kW(150PS)6速AT、25人、7,079,600円(6,436,000円)