ZMPは、最新のソニー製車載向け高感度イメージセンサIMX390(*)を採用し、最大150m、水平100°の検出範囲の自動運転用ステレオカメラ「RoboVision3」の受注を開始した。
この製品は、最大150m、水平100°のセンシングが可能なステレオカメラで、交差点右折時の遠方からの対向車の検出や、交差点右左折時の歩行者や車両などの広範囲な検出に利用が可能。
イメージセンサとして、最新のソニー製車載向け高感度CMOSイメージセンサIMX390を採用し、HDRとLED信号のフリッカー抑制の同時処理が可能で、ADAS・自動運転で重要な認識や判断機能の大幅な向上が期待できると云う。
出力は、視差画像とポイントクラウドに対応。ポイントクラウドを用いて、自己位置推定や動体検出、さらには機械学習やディープラーニングによる検出結果の認識などに活用できる。
価格は、270万円(税別)で、12月20日から受注を開始、2018年2月より出荷開始予定。
[自動運転用ステレオカメラRoboVision3 概要]
●特徴
・最大150m、水平100°とこれまでにない検出範囲のステレオカメラ
・ソニー製車載向け高感度CMOSイメージセンサIMX390*採用。HDRとLED信号のフリッカー抑制の同時処理によるADAS・自動運転で重要な認識・判断の大幅な向上
・視差画像とポイントクラウドの出力に対応
・ソフトウェア開発環境(SDK)付属
●主な用途
・従来難しかった交差点右折時の遠方からの対向車の検出
・交差点右左折時の歩行者や車両などの広範囲な検出
・ポイントクラウドを用いた自己位置推定や動体検出
・LED信号機の検出
●主な仕様
・製品仕様は技術改善等により予告なく変更する場合がある。
・各画像は開発中のもの。
*:研究開発用途に限った製品。
●価格
自動運転用ステレオカメラRoboVision 3 270万円(税別)
●構成
カメラユニット ×1
取付パーツ(ウェッジマウント用) ×1
フロントガラス映り込み防止プレート ×1
フレームグラバユニット ×1
接続ケーブル ×1
ソフトウェア開発環境(SDK)CD-ROM ×1
[問合せ先]
株式会社ZMP 営業部
TEL: 03-5802-6901 / FAX: 03-5802-6908 E-Mail: info@zmp.co.jp