ZMPは10月5日、RFルーカスと、物流支援ロボットCarriRo®(キャリロ)を活用した次世代のRFID連携ソリューションの協業を発表した。
RFルーカスは、世界最先端のRFIDソフトウェア解析技術を基に、RFIDタグの貼られた商品の移動検知・位置特定が可能なソフトウェアサービスを提供するテック企業であり、2021年7月より新たにCarriRo Connecting Partnersへ参画している。
今回、ZMPはRFルーカスのリアルロケーション管理システムサービス「Locus Mapping」と連携したソリューションサービスの提供を開始。これによりRFIDを利用した在庫・資産を管理している物流倉庫現場、製造現場では、棚卸・ロケーション管理を全自動で行えるようになり、棚卸・在庫探索業務の時間・コスト削減を可能とする。
■運用の流れ
物流支援ロボットCarriRo®(キャリロ)にRFID読み取り用アンテナを外付け設置し、自動で建物内を巡回してRFID読み取りを実行。収集したデータはRFルーカスの電波位置特定アルゴリズムで解析する。その後、リアルロケーションを反映した棚卸結果がマップ上に反映され、このマップを利用することで日々の出庫時の在庫探索や庫内の利用状況管理に活用する。