ZMPは6月10日、ロボセンス製のマルチ3D-LiDARモジュール「RS-Fusion-P3」の販売を開始すると発表した。販売価格は598万円(税抜)で、同日より受注を開始する。
自動車の自動運転/ADAS開発においては、車両近傍を含む全周囲の計測を行うため、複数のLiDARを組み合わせて使用することが主流。そして複数のLiDARを利用する際には、各LiDARの取り付け治具の製作やセンサー間のキャリブレーション、また、取得したデータの同期処理が必要となっている。
今回販売される「RS-Fusion-P3」は、自動車ルーフに取り付け可能なブラケット上に、ロボセンス製の16レイヤー3D-LiDAR「RS-LiDAR-16」をサイドに2つ、80レイヤー3D-LiDAR「RS-Ruby Lite」をセンターに1つ配置。ルーフへ3D-LiDARを設置した際に死角となる車両側面部分もカバーできるとのこと。ZMPでは、各LiDAR情報は統合・同期し出力されるため、導入後スムーズに利用できるとしている。
◾️3D-LiDARフュージョン認識ソリューション「RS-Fusion-P3」 製品ページ:https://www.zmp.co.jp/products/sensor/3d-lidar/rslidar/rs-fusion-p3