ZMPは3月3日、「2022国際ロボット展」に、歩行速ロボ®三兄弟「デリロ®」「ラクロ®」「パトロ®」を初めて出展すると発表した。
歩行速ロボ三兄弟は、ZMPが構想する「ロボタウン®」のコンセプトを社会に実装する自動運転のロボット。無人宅配ロボ「デリロ」、歩行速モビリティ®「ラクロ」、無人警備・消毒ロボ「パトロ」をラインアップしている。ZMPのブースでは、これらのロボットの実機の紹介とともに、日本各地で活用されている各種サービス事例などを紹介する。
■無人宅配ロボ「デリロ」
デリロは、複数のカメラやレーザーセンサーを利用して周囲の通行人を検出し、自動で回避したり障害物手前で安全に停止する機能を有するほか、声で存在を知らせたりすることなどにより、周囲の人が心地よく共生でき、安全に走行するロボット。
宅配サービスを実現するため、自律移動可能なロボット、ユーザー用・店舗用アプリ、ITサービスをパッケージ化して提供する。
■歩行速モビリティ「ラクロ」
ラクロは、笑顔やウィンクなどの豊かな表情と、声による挨拶といったコミュニケーションを周囲の人と取りながら自動走行する一人乗りのロボット。本体に設置された複数のセンサーやカメラにより周囲を把握、監視し障害物を回避しながら安全に停止できる自動走行により目的地まで安心で確実な移動を提供する。時速6km/h以下で走行する電動車椅子として分類されるため公道での走行ができる。また、公益財団法人テクノエイド協会が運営する福祉用具情報システム(TAIS)にも登録されている。
■無人警備・消毒ロボ「パトロ」
パトロは、複数のカメラやレーザーセンサーを利用して周囲の通行人を検出し、自動で回避したり障害物手前で安全に停止する機能を有するほか、声で存在を知らせたりすることなどにより、周囲の人が心地よく共生でき、そして安全に走行するロボット。オプションで消毒液散布機能を提供し、これからの安全・安心な世の中の実現にむけて、空港、駅、オフィスビル、商業施設、病院、福祉施設など多くの人が生活・往来する場所での感染拡大防止にむけた消毒ニーズに応えていく。
■展示会情報
2022 国際ロボット展 ZMP展示ブース: 東7ホールE7-71
会期:2022年3月9日(水)~12日(土) 10:00-17:00
会場:東京ビッグサイト・展示ホール
ブース番号:E7-71