ユアスタンドは2月1日、新築マンションに日東工業の普通充電器「Pit-2Gシリーズ・4G通信モデル」を設置し、提供のアプリ及び管理システムでEV充電サービスを開始すると発表した。
首都圏を中心に150棟以上の既設マンションにEV充電器の導入、運用サービスでトップシェアを誇るユアスタンドと日東工業は、今回、新築マンションに日東工業の普通充電器「Pit-2Gシリーズ・4G通信モデル」を設置し、ユアスタンド提供のアプリ及び管理システムでEV充電サービスを開始する。
両社で実現したEV充電サービスを利用する際、居住者はスマートフォンのアプリを使用してEV充電設備の予約や利用料金の決済ができる仕様となる。また、今回の大きな特徴として他社製充電器では別に必要だった充電器を制御するためのコントローラ設置が不要となり、ユアスタンドのシステムが4G通信を通じて充電器をダイレクトに制御遠隔コントロールすることで、より低コストでの導入ができるようになり、これからEV充電器の設置を検討している不動産オーナーにとっては手間と費用の負担を軽減するサービスとなるという。
今回、ユアスタンドとして初めて新築マンションに日東工業のEV充電器を提供した場所は、愛知県一宮市のオール電化マンション「グランクレア 一宮」。このマンションは、オール電化、スマホで家電をコントロールするIoTマンションで、いろいろな暮らしをサポートするためにEV・PHEV対応の充電設備を設置。将来、充電設備の増設にも対応できるように備えている。
■EV充電設備の設置内容
設置製品:Pit-2Gシリーズ・4G通信モデル
EVPT-2G60 1台
設置場所:「グランクレア 一宮」(愛知県一宮市)