横浜ゴムは、独フォルクスワーゲンAGグループの自動車メーカー「ŠKODA(シュコダ)」ブランドの「Kodiaq(コディアック)」向け新車装着(OE)タイヤとして、OE用「BluEarth-A(ブルーアース・エース)」の納入を、4月から開始した。
装着サイズは235/55R18 100Vと215/65R17 99Vの2サイズで、ロシア向けの車両に装着される。
「ŠKODA」ブランドへの装着は2016年11月の「Octavia(オクタビア)」に続き2車種目で、「Octavia」にも「BluEarth-A」の205/55R16 91Vと195/65R15 91Hの2サイズが装着されている。
なお、ロシア向け「Kodiaq」はフォルクスワーゲングループ・ロシア(ロシア ニジニ・ノブゴロド工場生産)で生産している。
ベースとなった市販用「BluEarth-A」は、ウェットグリップ性能をはじめ、運動性能や快適性など、ドライビングプレジャーを追及した低燃費タイヤだと云う。
今回納入した「BluEarth-A」は、「Kodiaq」「Octavia」のほか、フォルクスワーゲンブランドの「Tiguan(ティグアン)」や「Jetta(ジェッタ)」にも装着されている。
「Kodiaq」および「Octavia」「Tiguan」「Jetta」の装着タイヤは横浜ゴムのロシアの乗用車用タイヤ生産販売会社のLLC ヨコハマR.P.Z.が生産している。
横浜ゴムは、2008年12月にLLC ヨコハマR.P.Z.を設立し、2011年末に日本のタイヤメーカーとして初めてロシアで乗用車用タイヤの生産を開始。現在の年間生産能力は操業開始当時(2012年)の2.3倍にあたる160万本に拡大している。