横浜ゴムのグローバル・フラッグシップタイヤ「ADVAN Sport V105(アドバン・スポーツ・ブイイチマルゴ)」が、独・BMWが7月から全世界で発売を開始した新型「X4」に新車装着された。
装着サイズは、225/60R18 104Wと、ランフラット・テクノロジー・タイヤの245/50R19 105Wとなる。
※日本で販売される「X4」の当社タイヤの装着は19インチ仕様のみとなり、18インチ仕様は販売されない。
「ADVAN Sport V105」は、横浜ゴムのハイパワー・プレミアムカー向け高性能タイヤ。高いドライビングパフォーマンスを発揮するとともに、優れた快適性や安全性を高次元でバランスさせていると云う。
今回新車装着されたタイヤは、BMWと共同開発したもので、タイヤサイドには同社の承認を示す★印(スターマーク)が刻印。BMWでは2017年11月に発売された新型「X3」、今年3月に発売された新型「M5」にも新車装着されている。
また、BMWの他にも、世界のハイパフォーマンスカーに数多く装着されている。
横浜ゴムは、BMWに対してレーシングタイヤを供給。海外では「シュニッツァーBMW M3」が、世界ツーリングカー選手権の初代チャンピオン(1987年)、欧州ツーリングカー選手権チャンピオン(1988年)を獲得。
さらに、世界的耐久レースのニュルブルクリンク24時間とスパ・フランコルシャン24時間で、計5回の優勝を獲得している。
国内では、全日本ツーリングカー選手権クラス3で「BMW 635CSi」が、初代チャンピオン(1985年)を獲得。SUPER GTではGT300クラスで「GSR&Studie with TeamUKYO」が、シリーズチャンピオンを獲得している(2011年)。
なお、同チームの「Studie AG」は、2014年からBMWのサポートチーム、2016年から2017年までBMWワークスチームとして活動し、横浜ゴムは「Studie AG」を2017年までサポートした。