パイクスピークオープンクラスで優勝したRaphael Astier選手の「2015 Porsche BBI Turbo Cup」
横浜ゴムは7月2日、グローバルフラッグシップタイヤブランド「ADVAN」装着車が2021年6月27日に米国・コロラド州で開催された「第99回パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」の2部門でクラス優勝したと発表した。
優勝したのは、パイクスピークオープンクラスのRaphael Astier選手が駆る「2015 Porsche BBI Turbo Cup」、エキシビジョンクラスのRandy Pobst選手の「2021 Tesla Model S Plaid」。
また、オープンホイールクラスでは2020年、総合優勝を飾った父のClint Vahsholtz選手から優勝マシン「2013 Ford Open」を受け継いだCodie Vahsholtz選手が2位を獲得。さらにタイムアタック1クラスでもヨコハマタイヤ勢が3位を獲得している。
なお、「ADVAN A052」のワンメイクで競われる「ポルシェ パイクスピークトロフィー by Yokohama」クラスではTanner Foust選手がクラストップでフィニッシュした。
「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」は1916年から開催されている伝統あるヒルクライム競技。別名「雲へ向かうレース」と呼ばれ、標高2,862mのスタート地点から標高4,300m にあるゴールまでの約20kmのコースにて競われる。
これまで横浜ゴムは参戦する電気自動車へもタイヤを供給しており、2010年から3年連続で電気自動車の最高タイムを記録しクラス優勝。さらに2020年は「ADVAN A005」を装着したClint Vahsholtz選手の「2013 Ford Open」が総合優勝を果たしている。
エキシビジョンクラスで優勝したRandy Pobst選手の「2021 Tesla Model S Plaid」
横浜ゴムは2021年度から2023年度までの新中期経営計画「Yokohama Transformation 2023(YX2023)」(ヨコハマ・トランスフォーメーション・ニーゼロニーサン)のタイヤ消費財事業において高付加価値商品の主力であるグローバルフラッグシップタイヤブランド「ADVAN」、SUV・ピックアップトラック用タイヤブランド「GEOLANDAR」、そして「ウィンタータイヤ」の販売構成比率最大化を掲げている。
その中で、モータースポーツ活動を技術開発および「ADVAN」「GEOLANDAR」ブランド強化の場と位置付け、トップカテゴリーからグラスルーツカテゴリーまで国内外の多岐にわたるモータースポーツ競技に参戦している。
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