横浜ゴムは11月8日、グループ会社であるヨコハマタイヤリトレッドの北海道事業所が、環境省が主催する「令和3年度循環型社会形成推進功労者環境大臣表彰」の「3R活動優良企業」を受賞したと発表した。
「循環型社会形成推進功労者環境大臣表彰」は、3R(廃棄物の抑制=リデュース、再使用=リユース、再利用=リサイクル)活動を推進し、循環型社会の形成に顕著な成果を上げている個人や企業、団体を表彰する制度。継続性や実績・効果、独創性、先進性、地域性など幅広い視点から活動を評価する。
ヨコハマタイヤリトレッド北海道事業所は、北海道内で発生する使用済みタイヤからリトレッドタイヤを製造し道内で販売する地産地消事業を行っている。また、製造途中で発生するゴム資源も地元企業と連携してタイヤ以外の商品へリサイクル活用するなど完全ゼロ・エミッションを達成し、二酸化炭素削減活動も推進している。今回、こうした積極的な環境保全活動が評価された。
なお、同事業所は3月に「北海道ゼロ・エミ大賞」の「大賞」を受賞。また、北海道グリーン・ビズ認定制度の「創意あふれる取組」部門認定および「優良な取組」部門ランク★★★認定を受けている。「大賞」受賞およびこれら2つの認定取得もタイヤメーカーで初めて。そのほか「北海道リサイクル製品」認定を取得している。