横浜ゴムは、ドリフト競技大会「FORMULA DRIFT® JAPAN(フォーミュラドリフトジャパン、以下「FDJ」)」の2部リーグとして2021年から開催される「FDJ2」にストリートスポーツタイヤ「ADVAN NEOVA AD08R(アドバン・ネオバ・エイディー・ゼロハチ・アール)」をワンメイク供給すると、6月8日発表した。
タイヤサイズは 、235/40R17、255/40R17、235/40R18、255/35R18、265/35R18の計5サイズ。なお、一般市販品とは異なる競技専用タイヤとなる。
「FDJ」は米国の「FORMULA DRIFT®」のインターナショナルシリーズ。日本発祥のモータースポーツであるドリフト走行により競われ、人気を博している「FORMULA DRIFT®」を逆輸入するかたちで2015年から開催されている。今回発足する「FDJ2」は6月12日、13日の開幕戦を皮切りに全6戦が開催され、シリーズランキング上位10名には来シーズンの「FDJ」への出場権が与えられる。
「FDJ2」では国内のドリフト競技として初めてタイヤをワンメイクとし、高いグリップ性能とコントロール性から「ADVAN NEOVA AD08R」が選定された。「ADVAN NEOVA AD08R」は4輪を滑らせながら車をコントロールするなど高度なテクニックが求められるドリフト競技を足元からサポートする。
横浜ゴムは、2021年度から2023年度までの新中期経営計画「Yokohama Transformation 2023(YX2023)」(ヨコハマ・トランスフォーメーション・ニーゼロニーサン)のタイヤ消費財事業において高付加価値商品の主力であるグローバルフラッグシップタイヤブランド「ADVAN」、SUV・ピックアップトラック用タイヤブランド「GEOLANDAR(ジオランダー)」、そして「ウィンタータイヤ」の販売構成比率最大化を掲げている。その中で、モータースポーツ活動を技術開発および「ADVAN」「GEOLANDAR」ブランド強化の場と位置付け、トップカテゴリーからグラスルーツカテゴリーまで国内外の多岐にわたるモータースポーツ競技に参戦している。