横浜ゴムの平塚製造所(神奈川県平塚市)は、11月9日開催の体験型環境イベント「第11回Think Ecoひらつか2019」での軽食販売売り上げ等の収益金69万2,300円を、東日本大震災の義援金として、12月17日、平塚市を通じて宮城県石巻市に寄付した。
平塚市は石巻市と災害協定を結んでおり、義援金は被災地支援に役立てられる。
義援金は、中村亨取締役執行役員タイヤ生産本部長兼平塚製造所長らが、平塚市役所を訪問し、落合克宏平塚市長に手渡された。
平塚製造所による義援金の寄付は、東日本大震災が発生した2011年から行われており、今回で9回目。累計金額は421万2,070円となった。
「Think Eco ひらつか」は、環境保全に取り組む横浜ゴムの企業姿勢を知ってもらうことを目的に、2009年から毎年開催されている体験型環境イベント。“みんなで学ぶ、遊ぶ、楽しめる”をコンセプトに、環境や自然について触れる展示や催しのほか、家族で楽しめるゲーム大会や模擬店なども提供される。
また、平塚製造所では、2013年から平塚市内を流れる金目川での生物多様性保全活動に取り組んでおり、2014年から同イベントに合わせ「生物多様性パネルディスカッション」を開催。活動内容を紹介すると共に、関係者からの意見を取り入れ、今後の活動に役立てている。