横浜ゴムは、8月9日、クムホタイヤ(KUMHO TIRE Co., Inc.)との間で締結していた技術提携を2018年7月6日に解消したことを発表した。
横浜ゴムとクムホタイヤは2014年2月15日に提携の目的と枠組みを定めた「技術提携基本契約」、2014年5月31日に環境対応技術や新たなコンセプトのタイヤなど将来に向けたタイヤ関連技術の共同研究開発を目的として「共同研究開発契約」および「ライセンス及び技術交換契約」を締結していた。
今回の技術提携の契約解消は、クムホタイヤの支配株主の変更に伴い、契約条項に基づいて行ったもの。
韓国光州市に本社を置くクムホタイヤは1960年創立。
2017年度の連結売上高は2兆8,764億ウォンで、韓国、中国、ベトナム、米国に8拠点のタイヤ工場を持ち、従業員数は約10,000人。
タイヤ、MB、スポーツ(ゴルフ)製品などの製造販売を行う横浜ゴムは1917年創立。
2017年度の売上収益(IFRS基準)は6,463億円で、うちタイヤは4,599億円を占める。世界8カ国に14のタイヤ工場を持ち、従業員数は約25,000人だ。