横浜ゴムは11月17日、タイヤ販売会社であるヨコハマタイヤジャパンの北海道カンパニーが、乗用車用スタッドレスタイヤ「iceGUARD 7(アイスガード・セブン)」36本を北海道旭川市へ寄贈したと発表した。
寄贈タイヤは同市の公用車9台に装着される。11月12日、旭川市役所総合庁舎で行われた受納および感謝状贈呈式に北海道カンパニー社長の谷口浩二が出席し、今津寛介旭川市長より感謝状を授与された。
旭川市では季節ごとに交通安全市民総ぐるみ運動を実施しており、特に国内でも有数の寒冷地となる冬には凍結路面でのスリップ事故防止のための安全運転などを呼び掛けている。同市へのタイヤ寄贈は3回目。なお、横浜ゴムは同市内に2015年12月に開業したタイヤテストコース「北海道タイヤテストセンター」で「iceGUARD 7」をはじめ冬用タイヤの試験を行っている。
「iceGUARD 7」は2021年9月に発売した「YOKOHAMAスタッドレスタイヤ」の第7世代の新商品。横浜ゴムによると、「アイスガード」が一貫して追求してきた「氷に効く=氷上性能」を向上させたほか「雪に効く=雪上性能」もレベルアップ。従来品で定評のあった「永く効く=性能持続性」も兼ね備えており、2021年度グッドデザイン賞を受賞している。