
横浜ゴムは、同社のグローバル・フラッグシップタイヤ「ADVAN Sport V105」が5月1日、独・BMWが3月から全世界で発売開始した新型「M5」に新車装着(※)されたと発表した。
装着サイズはフロント用に275/40ZR19 (105Y)、リア用に285/40ZR19 (107Y)となっている。
※「M5」には19インチ仕様と20インチ仕様があり、日本では19インチ仕様は販売されない。
「ADVAN Sport V105」は、横浜ゴムのハイパワー・プレミアムカー向け高性能タイヤ。高いドライビングパフォーマンスを発揮するとともに、優れた快適性や安全性を高次元でバランスさせたと云う。
今回新車装着されたタイヤは、BMWと共同開発したもので、タイヤサイドには同社の承認を示す★印(スターマーク)が刻印されている。
また、BMWでは2017年11月に発売された新型「X3」にも新車装着されているほか、BMW以外にも世界有数のハイパフォーマンスカーで多数装着されている。

左:新型BMW「M5」に装着された「ADVAN Sport V105」の275/40ZR19 (105Y)。右:新型BMW「M5」に装着された「ADVAN Sport V105」の285/40ZR19 (107Y)
横浜ゴムは、レースへ参戦するBMWに対しレーシングタイヤを供給し、輝かしい戦績を残してきた。
海外では、「シュニッツァーBMW M3」が、世界ツーリングカー選手権の初代チャンピオン(1987年)、欧州ツーリングカー選手権チャンピオン(1988年)を獲得。
さらに、世界的耐久レースであるニュルブルクリンク24時間とスパ・フランコルシャン24時間で、計5回の優勝を獲得している。
国内では、全日本ツーリングカー選手権クラス3で「BMW 635CSi」が、初代チャンピオン(1985年)を獲得。
SUPER GTではGT300クラスで「GSR&Studie with TeamUKYO」が、シリーズチャンピオンを獲得している(2011年)。
なお、同チームの「Studie AG」は、2014年からBMWのサポートチーム、2016年から2017年までBMWワークスチームとして活動、横浜ゴムは「Studie AG」を2017年までサポートした。