ヤマハ発動機は、社外の市場ニーズ発掘を目的に、四輪車を含めたモビリティ向けに電動モーターユニットの試作開発受託を開始する。
この電動モーターユニットは、ヤマハらしいエモーショナルなパワーユニットの創造を目指して開発。
ヤマハ発動機がエンジン開発で培った鋳造技術や、加工技術、高効率なセグメントコンダクタの採用などにより、コンパクトながら業界最高クラスの出力密度を実現し、また同社の生産技術を活かすことで、短期間かつ、顧客要望に沿った試作開発が可能だと云う。
ヤマハ発動機は、2018年12月11日に、「ART for Human Possibilities」を旗印とする2030年長期ビジョンを発表。この取り組みは、その中のひとつである“Transforming Mobility(モビリティの変革)”を目指す活動の一環となる。
[電動モーターユニットの概要]
– モーター方式:永久磁石埋込型同期モーター(IPMSM)
– 最大出力:35~200kW
– 冷却方式:水冷、油冷
※「最大出力」「冷却方式」は、注文に合わせ対応。