
ヤマハ発動機は3月14日、将来に亘って成長が見込まれる大型船外機の能力増強を図るにあたり、浜北工場でのエンジン部品製造を継続する必要があるとして、2025年末の操業終了を予定していた浜北工場(静岡県浜松市)について、2031年までを目途に操業を延長すると発表した。
なお、工場は、操業終了後に建物の解体等を行い閉鎖する予定であるとのこと。
同社は、今回の決定について、今年2月に発表した新中期経営計画(2025~2027年)で掲げる〝今後も継続的に需要拡大が期待できる船外機の大型プレミアム領域に注力し、ニューモデル導入や生産能力増強により、大型モデルの販売比率を現在の27%から32%まで高める〟という目標達成に向けた取り組みの一環であるとしている。