ヤマハ発動機は5月17日、インドにおける二輪車製造子会社India Yamaha Motor(IYM)の累計生産台数が、1,000万台に到達したことを発表した。
インドは経済発展による所得向上や女性の社会進出を受け、年々二輪車需要が拡大し、現在では年間約2,200万台(2018年実績、ヤマハ調べ)と、世界第1位の二輪車市場となっている。
ヤマハ発動機は1985年から、インドでの二輪車生産を開始。現在、IYMのスラジプール工場、ファリダバッド工場、チェンナイ工場の3拠点で二輪車部品製造・完成車組立を行っている。
同社は、インドを新中期経営計画における重点地域の1つとして位置付け、ヤマハらしい魅力ある商品投入による販売台数規模の拡大を図り、安定的な収益を確保するとしている。